2019年のガンバ大阪の成績を分析する。

 2019年のガンバ大阪のJ1での成績を分析したい。

まず、成績の履歴をトピックスと共に振り返ろう。

わかりやすく、勝ち点の推移を、J1の平均勝ち点との差分でグラフにすると、

何度も書いているように、第5節の神戸戦で2-0から2-2に追いつかれるも、3-2と突き放したにもかかわらず、3-4と逆転された試合、あれが調子を崩す大きな痛手となった。
高 宇洋がポドルスキにフィジカルで負けて、2失点に絡んだ。
試合後、「ポドルスキに2度もフィジカル負けした高をなぜ、今野に変えなかったのか? また試合の流れから言っても、オープンになっていた試合展開を落ち着かせなければならなかった。 それには、今野投入が正解だったのに。」と書いた。
高を過度に批判するつもりはない。昨年のプレーは良くて、守備的ボランチとして、今野の後釜になると思っていたから。 使い続けた宮本監督のミスだった。 高の成長を促すため、使い続けたとのコメントがあったようだが、結果的にガンバの2019年シーズンをダメにした。 痛恨の采配ミスだった。 高い授業料になった。
来期取り返してもらうしかない。

12節の3バック導入で、少し盛り返すが、20節からの5連続引き分けで徐々に下がる。
井手口が復帰してきて、どのポジションで使うかで、試行錯誤して、28節インサイドハーフに固定してから、上昇気流に乗った。 以降は5勝1敗1分けの好成績だった。

昨年と比較してみよう。

今季は昨季より不振の程度はマシだったが、最後の結果は同じに落ち着いたことになる。
昨季は、怒涛の9連勝をしたからなあ。
あれがあったから、今季はやれると期待したのになあ。
宇佐美と井手口なしでの9連勝だったからなあ。 ホント、難しいね。

次に、得失点で分析したいと思う。
今季と昨季の得失点の推移を、J1の平均得失点との差分でグラフにすると、

今年は、得点力が大幅に14点も改善されたのがわかる。
特に、28節3バックに戻して、井手口インサイドハーフに起用してから、爆発的に増えている。
まあ、宇佐美の復調が大きいんだろうが。

失点は、昨季より4点ぐらい増えた。 J1平均より下げないとなあ。

選手の出入りが激しくて、監督は大変だ。
しかし、鹿島も同じ。 鹿島は優勝争いをして、最後失速したけど、3位で耐えたからねえ。
来期は、宮本監督3年目で勝負の年。 来期は絶対優勝争いしなければならない。

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