ガンバ、引き分けが精一杯。 G大阪1-1チェンライ。

 ACL第4戦、ガンバ大阪はタイのチェンライ ユナイテッドと対戦した。
グループリーグ突破には、勝たなければならない試合。


出場メンバー。

第3戦からターンオーバーしてきた。
しかし、ペレイラは連続先発。 納得行かない。

前半6分、GKの跳ね返りをピティワットが拾って、PA手前中央に縦に入れて、そのリターンを絶妙な浮き球のパスで裏へ出したのを、フェリペが走りこんで、小野瀬を振り切って、素早く鋭いシュートを蹴り込んだ。 東口にチャンスを与えないシュートだった。
いきなり先制される。
ガンバは反撃しようとするも、右サイドの小野瀬はアーリークロスをペレイラに向かって上げるだけ。 精度もないし、ペライラもパトリックみたいに競る能力がない。 小野瀬がこれほど無能に見えるとは。
さらに、左サイドの川崎がドリブルで全く縦に仕掛けないばかりか、内にも仕掛けないでパスを戻すばかり。
川崎はドリブルで全く仕掛けないようになってしまった。 存在価値がないよ。 ACLで仕掛けて自信を取り戻さないと、Jでは全く通用しないよ。
WBが有効に攻撃参加出来なければ、3-4-2-1は機能しない。
そして、チェンライは、そのWBの裏へロングボールを蹴り込んで、カウンターを仕掛けてきた。 これがなかなか有効でガンバは苦しめられた。
前半29分、右サイドからパスで切り込まれて、シュートを打たれるも三浦が倒れ込んでシュートブロック、手に当たっていたけど、セーフ。 一応手は折り畳んでいたから、あれをハンドに取られると、DFは可哀そうだ。
その前に、矢島に2度ほど、チャンスがあった。 ヘディングシュートを逸らしてしまい、クロスに足を合わせそこなった。
矢島は本当に決めれない。 前に3人しかいないのに、シャドーがゴールを決めれなかったら、一体誰が点を取るんだ?
矢島は中途半端なんだよなあ。 メンタルがパスを出すこと優先だから点を取れない。司令塔系ボランチをやるには、そこまでのセンスに欠ける。 播戸もちらっと言っていたけど、本気のシュート練習してないんだろうな。

前半は、0-1で終了。

後半、機能していなかったペレイラと川崎を、パトリックと黒川に替える。
後半9分、矢島が右サイド深くでプレッシャーを掛けてボールを奪う。 中に出そうとしたパスが、転んだ相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。 滅茶苦茶ラッキーな得点。 まあ、矢島が前線からプレスをかけたご褒美だな。
その後もあまりチャンスはなかったかな。
しかし、最後に立て続けにチャンスを掴んだ。
後半44分、ゴール前で宇佐美のFK。 しかし、シュートは枠の上を越えていった。
宇佐美なら、確実に枠を捉えないとね。
さらに、右サイドから繋いだのを、倉田がヒールで落としたのを、走り込んだ井手口がシュートを放つも、GKに弾き出されてしまう。
さらに、右サイドから宇佐美がゴール前に長いクロスを入れたのを、残っていた三浦がゴール左下隅を狙って、頭を振って強いヘディングシュートを放ったのだが、またもやGKにセーブされてしまった。 少し距離があったので、反応されてしまったな。
そして、1-1で試合終了。

松波監督がベストと考えているだろうメンバーでも引き分けた。
チェンライにうまく対応された感があった。
ガンバはターンオーバーでフレッシュなんだから、運動量でもっと圧倒しなければダメだった。 しかし、ペレイラを使ったので、前線からのプレスのスイッチが入らなかったんだな。 この先発起用がダメだったな。

井手口もダメになったなあ。 井手口は驚異の運動量とボール奪取力がスーパーなのに、全然動けていない。 動きに制限をかけられているのかな? 蓄積疲労かもしれんが。 山本悠樹もダメになった。 素晴らしかったパスの精度が凄く落ちたし、センスもなくなった。 パスを出した後、前に漠然と動いていて、そこにとどまっていた。 前にスペースがあって出ていくなら有効なのだが、相手がいるのに出て行っている。 後ろに残って、采配を揮うべきなのに。 そこに彼の秀でた部分があるのにな。 そういう指示が出てるんだろうな。
スーパーなボランチ2人が采配で潰されているように見えるね。

この引き分けで、グループリーグ突破は苦しくなった。
ガンバは抜きんでている選手層の厚さを、全く活かしきれていない。 この過酷な日程でそこが大きな強みになると思っていたんだけどな。 現代に勝っても、苦しいだろう。
取りこぼしてくれない限り。 過酷な日程なので、取りこぼしはありうるが、戦う相手もよりダメージを受けて弱くなっているからなあ。
正直言って、今回のACLでグループリーグ突破出来なければ、Jリーグの恥だよ。

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