ガンバ、大きな勝ちを拾う。G大阪1-0浦和。

　J1第2節、ガンバ大阪はアウェーで浦和レッズと対戦した。

出場メンバー。

ガンバも浦和もCFがレッドで出れない苦しい状況。
プラス、お互い以前にコロナ感染者が出て、ベストメンバーを組めない状況だ。
そのなんだかもどかしいメンバーで、前半はレベルの低い試合になった。
浦和の方がチャンスを作っていたが、本物の決定機は１度くらいだったかな。
GK石川が何度かファインセーブをして、チームを救った。
東口なら当たり前で安心して見ていられるけど、石川だとよくやったとなる。
とは言え、石川のセーブ力は素晴らしいものがあるな。　J1でレギュラーをやれるレベルにある。
ただ、キックが下手すぎる。　あれじゃあ、後ろからビルドアップするのは、怖いよ。
GK石川で片野坂サッカーは無理だな。

あと、Lペレイラが酷すぎる。
来日が遅れたのが原因か、コロナが原因か知らないが、試合に使ってコンディションを上げるって何様なんだ。　今後は、ルヴァンだけにしてくれ。

前半、終わりの方は、宇佐美と小野瀬の前からのプレスが良くなって、ガンバが少し盛り返した。
ハーフタイムに修正するのはあっても、試合途中に修正できるのはいいね。　サイドからの大声の指示で変えれるのかね？　それなら、頼もしいな。
前半は、何とか耐えて0-0で終了。

後半、そのLペレイラに代えて、山見を投入。　ワントップに入った。　高さはないけどスピードがあるからね。
石毛も投入。　この２人が入って、前からのプレスに勢いが出たし、組織的になった。
山見も出来るんだな。　走れるだけじゃなくて。
時々うまくプレスを交わされて、ピンチを招いていたけど、それ以外は俄然良くなった。
ただ、奪った後が繋げない。　浦和の即時奪回でルーズボールになって拾われていた。
そこが、まだまだだな。

後半21分、馬渡がゴール前のFKでゴール右上を狙った鋭いシュートを放つが、石川が好セーブで弾き出した。
浦和は、江坂ではなく馬渡が蹴るんだな。
そして、転機がやってくる。
後半36分、岩尾がイエローカード2枚目で退場となる。
その直後の後半38分、高尾のフィードを山本がヘッドで小野瀬に繋いで、小野瀬が前へ出すと、石毛がおしゃれにバックヒールで後ろ中に戻したのを山本が拾って、中へ、山見の前にパスがずれて、山見が触ったこぼれ球を福田がダイレクトでシュートを放つと、ブロックに入った岩波の足に当たって、リフレクションでゴールに入った。
何とも、ラッキーだったね。
けど、その前の繋ぎが良かった。　山本が入ると、いいリズムでボールが流れるんだよなあ。
独特の溜めが出来るんだよなあ。
セジョンが酷い出来なだけに、なぜ先発で使わないのか？　コンディション不良ならわかるんだが。
そして、後半44分、ただのゴール前への放り込みに対して、小野瀬が犬飼を背からぶつかって倒してしまう。
PKの判定。　なんて馬鹿なことをしてくれんだ。　PKは江坂が蹴るのか。　江坂は止めれないだろうな、見ていたら、VARでPA外のFKに変更。　助かった。　これを馬渡が壁の味方にぶつける。
そして、このまま何とか逃げ切った。　ダダ引きするのではなく、１人多いので前からプレスをかけて、積極的に防御したのが良かったね。

多分にラッキーだった勝利。
引き分けでもまあまあという感じだっただけに、勝点３は大きい。
ベストメンバーが組めない中、何とか凌げた感じ。

昌子・三浦・高尾の３バックだと、大分良くなった。　まあ、まだまだだけど。
高尾も関根のドリブルだったか抜け出されそうになったのを、何とか足を出してボールに触って、防いだ場面があった。　高尾は守備はいいからね。　前節は守備も良くなかったけど。
福岡・昌子・三浦だともっと良くなるだろうね。　あと、東口も復帰すると、鉄壁+ビルドアップも出来ると期待してるんだが。

倉田は、ボランチで行くんかねえ。
倉田はとてもいいんだけど、山本悠樹がいるなら、彼をメインのボランチにすべきだな。
倉田は守備も出来るし、運動量も多いから、倉田+山本悠樹のダブルボランチでもいいけど、１枚は守備的ボランチを置きたいだよなあ。
倉田はシャドーで。　もっとも、年齢で動きにキレがなくなってきたら、ボランチかなと思っていて、まだキレがあるから、シャドーかなと思うんだが。

片野坂監督は、大分時代、本当に多くの選手を使っているように見えた。
誰だ？と知らん選手でも案外、いい動きをしてたからねえ。
多くの選手を使っていくというのが、片野坂監督のスタイルなのかね。