ガンバ大阪vs川崎フロンターレ 万博競技場 2007/4/7

 サッカーのガンバ大阪vs川崎フロンターレ戦を見に万博に行った。中央環状線を車で走っていると、曇り空の下、万博の桜が満開で、さあ攻撃サッカーのぶつかりあいを見るぞという気になった。小雨降るあいにくの天気であったが、万博は満員であった。しかし満員で一万8千人というのは寂しい。浦和や新潟は4,5万入るのに。これでは、いくら強くても、大都市大阪をホームとしながらも、ビッグクラブになるのは難しいかもしれない。けれども、万博競技場は、小さいけれど、見晴らしがいいところがいい。スタジアムが小さいから、北に箕面の連山が見渡され、夜には、南西にエキスポランドの照明が美しく光る。広々とした感じがもてるのが良い。

 さて、試合であるが、最初は様子見という感じでおとなしかった。そこに、久しぶりにでてきた谷口になんだ?というループシュートを決められてしまう。そこからガンバが攻めに出るが、攻めあぐね、後半勝負だなと思っていたら、前半に明神のシュートが決まって、よし!いけるぞとなった。しかし、またすぐ中村憲剛のループパスからマギヌンに決められてしまう。あれは、GKの松代のミスだ。飛び出すならもっとはやく出ないと。

 後半になると、待ってましたと、家長がでてきた。家長は今一番好きな選手だ。あのドリブル突破は今日本で一番なのではないかと思うのだが、左サイドでプレーしていたときは、いかんせんボールを貰う動きが少なくて、オシムには絶対呼ばれないだろうなと思っていたら、ペルー戦に呼ばれて、試合に出させても貰った。オシムには、家長にもっと動けるよう鍛え上げてほしいものだ。しかし、家長の動きは良くなかった。強引な仕掛けもなかったし、途中出場なのだからもっと動けと思った。播戸と交代でバレーも出てきたが、フロンターレにしっかり守られ、いかにも攻めあぐねていたが、残り10分ぐらいで山口がヘディングシュートを決める。そこからガンバがいけいけになり、絶好のシュートチャンスが寺田に回ってきたが、ワントラップしたために、DFにシュートブロックされてしまう。おもわず、アホかーと叫んでしまった。そのまま、2-2で引き分けてしまう。

 2度も先制されて追いついたのだから、良しとしないとしょうがないか。さすがに、ガンバは中二日のせいか、マグノにしろ二川にしろ遠藤にしろ動きにキレがないような気がした。その点が、せっかく見に来て少し不満だが、まあさすが2強の対決という感じだった。フロンターレは、今日は先制したからかもしれないが、カウンター攻撃だけで、面白くなかった。しかし、中村憲剛のパスの鋭さとジュニーニョの速さはさすがに脅威だった。

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