ガンバ、今ちゃんまでが移籍。 何と言ったらいいのか。

 「J1ガンバ大阪は17日、元日本代表MF今野泰幸のジュビロ磐田への完全移籍を発表した。
今野は5月11日のサガン鳥栖戦(1-3)以来、先発出場がなく、6月29日の松本山雅FC戦(3-1)からはベンチ外の状況が続いていた。」

 藤本淳吾(35)がJ2京都に期限付き移籍して、これで打ち止めと思っていたら、今ちゃんまで移籍とは。

今野をアンダー日本代表の時から見ている。 サッカー解説の山本昌邦が、ボール奪取力が凄いと盛んに褒めていたのを覚えているよ。
2012年にFC東京からガンバに加入した。 7年半かあ。 もっといたような気がする。
遠藤と一緒にプレーしたいから、とガンバ入団時に語っていたのを思い出す。
遠藤とボランチを組んで、守備に奔走していたけど、ヘディングゴールとか案外点を取っていた。
2014年の3冠が最高潮だったかもしれないが、自分は2017年のインサイドハーフでの活躍が凄かったと思う。
長谷川監督にやってみないかと抜擢され、前からのプレスが強烈で、前でボールを奪って、素早い攻撃で点を取るサッカー。
斬新で最先端の現代サッカーだと思った。 ボール奪取力だけではダメで、攻撃力もある程度必要だった。
今野は、点が取れたんだなあ。 何かポジショニングが良かった。 ゴール前のいい所に入ってくるんだよな。
この年、結構点を取ったと思っていたら、wikipediaで見たら、2点しか取っていないけど。
これに目を付けたハリルホジッチ監督が、今野を日本代表に呼んで、インサイドハーフに起用、UAE戦で大活躍、得点も決めた。
しかし、左足小指を骨折した。 これはしょうがない。 
しかし、怪我明けすぐにもハリルは、今野を代表に呼んだ。 これが、許せなかった。
以降、今野のプレーは精彩を欠いていたと思う。
2018年、シーズン開幕前に右足を負傷、その後手術までしたけど、今野先発復帰の第25節以降9連勝して、降格の危機を救ってくれた。
ということで、今ちゃんのガンバへの貢献度は、遠藤に次ぐものがあるんだよなあ。
だから、ありがとう、お疲れさんということになる。

宮本監督は、今期明らかに世代交代を図っている。
天皇杯でも前回出番がなく、Jでベンチにも入れないとなったら、そりゃ移籍するだろうな。
ワンボランチというのも大きい。 今野の出番がなくなってしまう。 インサイドハーフは今でも面白いと思うけど、今ちゃん自身はそこで勝負したいとは思っていないだろうな。
選手は、試合に出てナンボ、しょうがない。
しかし、ベンチにも入れていなかったのか、宮本監督は。

今ちゃんの移籍は残念だけど、選手が試合出場を求めて移籍するのは、いいことだと思う。
そして最近その流れが活発になってきているな。
ガンバは、この夏、田中達也・ファンウィジョ・オジェソク・中村敬斗・藤本 淳吾そして今野泰幸と6人もの移籍が続いた。
もしかしたら、まだ続くかもしれない。
米倉が心配だな。

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