均衡した試合を勝てるようになったガンバ、6連勝。 G大阪2-1横浜FM。

 遅まきながら、ガンバvsマリノス戦について。
 J1第30節、ガンバ大阪はホームで横浜F・マリノスと対戦した。


出場メンバー。
システムは、3-4-2-1。 川崎戦・神戸戦以来だ。
後半から4-4-2に戻したが。
それが、宮本監督のプランだったようだ。
相手の攻撃力を警戒した時は、3バックが良いと判断しているようだ。 神戸戦は別だが。

 前半、ボールを支配されていたが、それほど決定機を作らせていた訳ではなかったと思う。
ガンバも偶にカウンターを仕掛けれることが出来ていた。
前半10分、東口が膝を痛め、座り込んでしまう。 プレーは続けたが。
そして、前半36分、PA手前左から天野がノールックでゴール前を横切る鋭いボールを入れられ、ファーサイドに走り込んだ仲川が合わせられて、先制される。
これは、天野の素晴らしいプレーで、しょうがない所だな。 東口が万全だったら、防げていたかもしれないが。
前半は、0-1で終了。

 後半から、プラン通り、菅沼に代えてファンウィジョを投入。 4-4-2に戻す。
東口も林に交替。
後半は、ガンバが攻める。 前からのプレスを強め、マリノスのミスも多くなった。
ガンバも中盤でボールを取られ、2度ほどピンチを迎えるが、GK林がファインセーブして防いでいた。
後半20分、渡邉に代えてアデミウソン投入で攻めを強める。
そして、後半26分、カウンターからPA手前でアデミウソンが右足のアウトでファンウィジョへ縦パス、ファンウィジョが巧く体を使って、ボールを右側に置いて、シュート、ゴール左に決めた。 相変わらず、決定力の高さを見せつけた。
その後も、ガンバが少し押し気味で均衡した試合が続いた。
煮詰まった後半41分、左サイドで倉田からアデミウソンへ縦パス、アデミウソンはワンタッチで裏に抜け出した藤春にスルーパス、藤春は低く速いクロスを入れると、中央でフリーの小野瀬が合わせてゴールネットを揺らした。
小野瀬がやっとこさ、ガンバで初ゴールを挙げた。 取れそうで中々取れなかったゴールだ。
これからの爆発を期待しよう。
その後、落ち着いて試合を締めた。 昔の終盤リードを守れなかったのがウソのようだ。

 ガンバは、均衡した試合でも落ち着いて勝てるようになった。
前半、リードされてもいいという試合プラン。 宮本監督の大胆な采配だよ。
後半だけ見てると、最初から4バックにしておけば良いのにと思ってしまうが、マリノスの攻撃力を抑えるのには、必要だったのだろう。
代表戦帰りのファンウィジョを休ませたかったのもあるのかもしれない。
3バックも点を取れそうな雰囲気はなかったけど、それほど悪くもなかった。 3バックも良くなってきている。
これで、6連勝。 順位も10位に浮上。
勝ち点39。 40になれば、残留決定だと思う。
後もう少しだ。 残り4試合、決まるまで安心はできない。
6連勝でも安心出来ないとは、よっぽど危なかったとも言える。
宮本監督様様だ。

 宮本監督が黒いシャツを着ていた。
どっかで見たなと思ったら、ドイツ代表監督のレーブそっくりだ。
オシャレというのか何というのか。

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