稲村ガ岳    2008/05/03

 大峯山系にある稲村ガ岳に登った。世界遺産に指定されたおかげで、この洞川温泉辺りも開発されてきたような気がする。母公堂近くの林道脇に車を止め、母公堂下の登山口から杉林を抜けて、五代松新道に合流した。この登山道は、緩やかで登りやすい。2時間ほどで、山上辻に着いた。山小屋がある。ここから先では、食事禁止と立て札があったので、少し早いがここで昼飯にする。大日のキレットを通り過ぎてから北東に山上ガ岳が見え始める。30分ほどで、展望台のある頂上に着いた。この展望台はありがたい。四方に絶景が広がる。特に、東に山上ガ岳、竜ガ岳、大普賢岳、行者還岳が連なる山並みは、壮大である。南に弥山、西には観音峰が見え、大峯山系の山々を楽しむことができる。
帰りは、大日山に登る。麓にリュックを置いて、ハシゴやロープにつかまって登り、5分ほどで頂上に着く。そこには2つの小さな祠が並んでいる。見晴らしは良くない。山上辻に戻り、ここから蓮華辻に向かう。トンガリ大日山と稲村ガ岳を見ながら、緩やかな道を歩いていく。やがて尾根の北側を抜けると、目の前に山上ガ岳が現われる。下ると、女人結界の門があり、そこが蓮華辻だ。そこから北西方向に急なレンゲ坂谷を下っていく。迷いやすい道らしいが、今は木の葉が生い茂ってなく、視界が良いせいか、わかりやすかった。しかし、急で結構距離があり、1時間15分ほどでやっと林道に出る。林道をまた20分ほど下ると、清浄大橋の駐車場に着く。そこから置いておいた自転車に乗って、母公堂まで下った。
写真は、稲村ガ岳頂上から望む弥山・八経ガ岳。

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