飯道山 (3) ~まとめ : 行者巡りが面白い~

 滋賀県の甲賀地方にある飯道山に登った(2018/1/19)。

 瀬田西ICを降りて、東南へ。16号線でさらに東南へ、信楽IC付近で北へ、そしてオレンジシガゴルフ場の南の縁を東へ、分岐を右に行くと、神社の駐車場に到着。40分程度かかった。


鳥居のある駐車場。 左手に大きなスペースがある。
右手に林道もあるが、鳥居をくぐって、参道を登って行く。

九十九折の歩きやすい道を登って行く。

木の段のある。

やがて飯道神社への分岐に到着。

左手を見ると、

飯道神社の鳥居。

西側の見晴らしがいい。

中央の石段が本殿への道。
左手の道が行者巡りへの入り口だ。
その前に

右手にある行者堂。 身軽になるために、ここにザックを置いていく。

行者巡りへ。

少し進むと、天狗の岩がある。
前を通り過ぎて、

このような右手に岩の多いピークの周囲を時計回りに廻る感じだ。

不動の押し分け岩。
この狭い穴を潜るのだが、狭くて服が汚れるようなので、パスする。

左手に平等岩がある。
この岩を鎖を使って、登るようなのだが、足のとっかかりが浅くて、しんどい。
ロッククライミングを楽しむ趣味はないので、ここもパスする。

分岐に出会う。
ここから少し厳しくなるので、右に迂回路があるようだ。
左の本道を行く。

蟻の塔渡り。
岩の間を潜る。 上り下りの段差が大きいので、進みにくいが、慎重に進めば危険でもない。

胎内くぐり。
ここは、それほど狭くないので、潜る。

ラストの岩上。
案外でっかい岩を登るのに、足のとっかかりの高さが高くて、少し苦労した。

急斜面を登ると、

岩の上に出た。

展望を楽しむ。

ここを登ると、

分岐。 右手が迂回路だが、左の本道は別に全然楽な道。 左へ。

大きな岩が見えてきた。

頂上で岩に囲まれたスペースが少しある。

見晴らしもいい。

実はここは飯道神社本殿の裏手のピークで、本殿が見降ろせる。
右手から下る。

飯道神社本殿。
修復が終わったところで、朱塗りが美しい。
本殿を出て石段を下ると、先ほどの行者巡りの入り口に戻ってきた。

ザックを回収して、頂上に向かうことにする。

鳥居を潜って、ここは先ほどの分岐で、右から登ってきた。
ここをまっすぐ進む。
実は左手に近道があったのだが、気付かなかった。

林道を進む。

やがて、左手から近道が合流してきた。

この分岐で林道を離れ、山道に入って行く。

笹の茂った植林の中の道を緩やかに登って行くと、結構歩いて、

飯道山頂上に到着。
さて、今回は少し楽しみがあった。
今までは冷たいコンビニ飯を食べていたんだけど、湯を沸かして、カップラーメンを食べる予定。
そのために、バーナー、ガスカートリッジ、クッカーと買い揃えた。
漫画、「山と食欲と私」の影響もあるかな。

温かいだけで、旨い。 満足。
少し荷物が増えて重くなるのが厄介だけど、その価値はあるなあ。

 あとは、来た道を下山する。

今度は近道で下山する。
飯道神社の遺構の中を通って行くみたいだ。

ここに降りてきた。

振り返ると、ここ。
鳥居の前にあった石段が入り口だったんだ。
遺構の中への入り口だから、ここを入るとは思わなかったよ。
あとは、来た道を下って、駐車場に到着。
駐車場に紫香楽の宮跡の解説のパネルがあったので、寄って行く気になった。

ここは宮町遺跡。
田んぼになっていて、何もない。
南にある甲賀寺跡には少しあるようだけど。

振り返ると、飯道山。

アップで。

 楽な低山ハイク。
従って、行者巡りをしないと、楽すぎることになる。
行者巡りをすると、変化に富んだ山登りになるから、良かった。


今回の飯道山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場11:25 → 11:55行者巡り12:40 → 13:10飯道山山頂13:40 → 飯道神社14:05 → 駐車場14:25

飯道山の登山で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


サカキ(地点A)。

平滑で橙色を帯びるサカキの樹皮。

葉先が突き出て鈍いサカキの葉。
黒く熟したサカキの実。


シキミ(地点B)。

暗褐色で縦筋のあるシキミの樹皮。

枝先に集まってつくシキミの葉。
ちぎると強い香りがある。


アセビ(地点C)。

ねじれた縦・裂の樹皮で、アセビ・ネジキ。

枝先に集まった、小さな鋸歯のアセビの葉。
赤みを帯びた葉柄。
鋸歯で、アセビ。 ネジキは全縁で落葉。

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