岩籠山    2008/07/19

034640  敦賀三山のひとつ岩籠山に登った。暑い時期なので、沢沿いの道が涼しそうで選んだのだが、猛暑の一日でぐったりとなった。敦賀ICで降り、8号線の市原交差点で右折、すごく細い林道を進んで、登山者用駐車場に車を止めた。林道から山道に入り、しばらく行くと、沢沿いの道となる。5回前後渡渉を繰り返すのだが、結構渡りづらく、神経を使う。幾つか小さな滝が続いた後、5つの堰堤が続く。この後、沢幅はぐっと狭くなり、水量の少なくなった岩の上を登っていく。赤茶けた花崗岩と両脇に迫る草木の雰囲気がいい。かなり上り詰めた後、沢を離れジグザグの急坂を登っていく。蒸し暑さでへとへとになりながら、稜線の夕暮山分岐に着いた。左へ行くと、岩籠山だ。ここから一旦下りとなるのが、いまいましい。木々を抜けると、見晴らしの良い笹原に出る。夕暮山とその向こうの野坂岳が見え、南には山並みが広がる。しばらく行くと、正面に頂に大きな岩がある小ピークが見える。それは、岩籠山ではなく、南のピークである。左方向に踏み後があり、標識はないが、そこを行くと、岩籠山頂上に出た。四方に眺望が開けている。東方には、大きな岩が点在する笹原が広がっている。インディアン平原だ。昼飯を食べる。岩籠山を東に下り、一山越えて、インディアン平原に辿りつく。大きな岩が点在すると言っても、34箇所だ。インディアン平原というのは、ちょっと大げさすぎる。笹原が広がっているので、インディアンという感じではない。北端の大きな岩に着くと、眼の前に、敦賀湾が広がっていた。頂上では曇っていて見えなかったので、驚き感動した。こういうサプライズがいい。ここはお勧めポイントである。岩の上で、四方の眺望を楽しんだ。後は、同じ道を戻った。暑くてへとへとになった一日であった。

写真は、岩籠山頂上から望むインディアン平原

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