入道ガ岳    2008/04/26

 鈴鹿山系にある入道ガ岳に登った。第二名神ができたおかげで、大阪からも楽に行ける範囲に入ってきた。鈴鹿ICで降り、10分ほどで椿大神社に着く。少し車を進め、愛宕社石段下のスペースに車を止めた。
 最初は、急な石段を登っていたが、途中で脇に登り道があるのに気付き、そちらに移った。愛宕社から少し登り、尾根にとりついた。ここからは緩やかな登りとなる。鉄塔にたどりつくと、少し視界が開け、入道ガ岳が見える。散った椿の花弁をよく見かけたが、咲いているのもあった。麓の椿大神社の由来どおり、椿が多い。一旦下った後、少し急な登りが続く。緩くなると、アセビの森となる。大群落である。白い小さな花を下向きに鈴なりに咲かせている。2〜3mの高さのアセビの森の中をくぐりぬけて行く。密生している中を進んで行くので、探検しているような気分になる。宮崎駿のとなりのトトロで、女の子が小トトロを追いかけて、藪の中の道に迷い込んで行く場面を思い出した。それを抜けると、草原が広がっており、実に気持ちが良い。またすぐに、アセビの森となり、それを抜けると、北ノ頭に出た。霧がかかっているが、北に鎌ヶ岳と御在所岳が見える。上は、広くササ原になっており、南に頂上に向かって歩いていく。頂上にはポツンと鳥居がある。入道ガ岳の頂上で面白いのは、東方向に草原がぐっと落ち込み、何一つ遮る物がなく、手が届きそうな感じで、四日市への町並みが見えることだ。草原に座り込んで、下界の町並みを見下ろしながら、昼飯を食べた。
 帰りは、二本松尾根コースを行く。少し急な道を下っていく。アセビとイヌツゲの原生林を抜け、スギの植林を抜け、分岐を左に行く。やがて、河原みたいな所に出て、そこを横切ると、林道に出る。林道を少し下ると、愛宕社石段下に戻ってきた。
 写真は、鉄塔近くから望む入道ガ岳。

Zoueoskn

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