宮指路岳　　　　2010/05/29

　鈴鹿山脈にある宮指路岳に登った。とても気分のいい晴れで、新緑が眼にとても鮮やかであった。それが、一番印象的だったかもしれない。
　鈴鹿ICで降り、10分くらいで、小岐須渓谷山の家に到着した。工事をしていたが、林道を登っていく。御幣川対岸の新緑がとても美しい。それだけで、大満足だった。途中林道からはずれて、屏風岩を見る。わざわざ見るほどでもないけど、すぐなので。30分ほど歩いて、右の登山口に入る。10分ほどで、カワラコバ谷とヤケギ谷の分岐に到着、右のカワラコバ谷への道を行く。落ち葉がとても多くて、すべりやすく、また支沢をいくつも横切るのだが、所々道が狭くなっているのも、少し歩きにくかった。いつの間にか、たどりついたカワラコバの谷を登っていく。最後、急坂を少し登ると、小岐須峠分岐に着いた。細い尾根の上にあり、これだけ落ち着かない峠も珍しい。しかし、そこにしゃがみこんで休憩。北東に入道ヶ岳を見渡せる。山頂に向かって進む。やがて少し開けた所に大きな岩がある、馬乗り岩だ。ここで昼食休憩。見晴らしはいいが、山肌の濃い緑と薄い緑のパッチワークが好きでない。とても気持ちのいい天気なので、岩の上に寝転がって休む。眼の前に見える宮指路岳山頂に5分ほどで到着。展望はないので、ヤケギ谷へ向かって、下山する。急坂を下って、登り返したあたりから、展望が開けてくる。南には、仙ヶ岳が、北には、とんがり鎌ヶ岳と御在所岳が見渡せる。少し進むと、東海展望の岩峰に到着。ここの展望も素晴らしい。谷に向かって、下っていく。ヤケギ谷はヒルがいるので、警戒していたが、何の装備もしなくて大丈夫だった。

（コースタイム）
小岐須渓谷山の家駐車場9：50　→　小岐須峠分岐10：35　→　11：10途中の滝11：20　→　12：00小岐須峠12：05　→　12：20馬乗り岩12：55　→　宮指路岳山頂1：00　→　1：20東海展望1：35　→　小岐須峠分岐2：45　→　3：20駐車場