さあ、2016年シーズン、最初の試合。
富士ゼロックス・スーパー杯。Jリーグチャンピオンと天皇杯王者が戦う試合。
Ｇ大阪は、アデミウソンと藤本が新たに加わって、どんだけ戦力アップしたのか、楽しみな試合。
アデミウソンは、トップ下で先発。
前半は互いに出方を窺がい、小康状態が続き、０－０。
後半、Ｇ大阪が前からプレスに出る。
同６分、それをかいくぐって、広島が右サイドから塩谷がアーリークロス。 佐藤がピンポイントで合わせて、先制。 佐藤らしい鮮やかなゴール。
さらに、同１２分には広島のクロスが、Ｇ大阪の丹羽の顔に当たったのだが、ハンドの判定でPK。
浅野に決められ、0-2。
Ｇ大阪が反撃、カウンターから阿部のドンピシャクロスに宇佐美が頭で合わせて、1-2と追い上げる。
さあ、これからかという感じだったんだが、コーナーキックのクリアボールを途中出場のウタカにダイレクトボレーを決められ、1-3。
勝負あった。
このまま1-3で終了した。
まあ、現時点では、広島の方が強いな。
2シャドーの茶島と柴崎が機能していて、ウタカもフィットしそうだし、戦力アップしている。
広島もガンバほどではないが、ターンオーバーが出来そう。
今日の試合は、なんだか和気藹々とした雰囲気だった。
まあ、タイトルとは言え、ACLに備えての練習試合みたいだった。
そんな中、目立ったのがボランチの井手口。
きびきびとした動きで、相手ボールにプレスをかけ、奪取する。
ガンバは接触プレーを嫌う選手ばかりで、球際に弱い。
だから、井手口が余計に目立った。
なおかつ、ボールをシンプルにそして正確に捌くことができる。
弱冠19歳だけど、ほとんどレギュラーだね。
動きがきびきびとしているから、見ていて楽しい。
運動量も最後まで落ちてなかったし。
アデミウソンは、まだまだだね。
コンビネーションもまだだけど、ボールキープは出来ていないし、パスミスも多かった。
けど、ポテンシャルがあるのはわかっているから、徐々にあげていけばいい。
遠藤もイマイチだったな。
まあ、今日はしょうがない。
井手口だけが収穫。 だけど大収穫。