大黒ストライカーコーチに期待したい。

 ガンバの元FW大黒将志が現役引退を発表、1月にガンバ大阪アカデミーの”ストライカーコーチ”になることが発表された。
J1では初めてだろう。 この間、「FOOT×BRAIN」にも出ていた。

 大黒は、約600試合に出場し、222得点。日本代表では、ドイツW杯アジア最終予選の北朝鮮戦で後半アディショナルタイムに勝ち越しゴールを挙げた。 

ガンバでは、2004年にJリーグ得点ランク2位、日本人選手最多となる20得点を挙げ、同年のJリーグベストイレブンに選出された。
2005年はアラウージョ、フェルナンジーニョと組んでG大阪の攻撃の核としてフル回転。リーグ6位の16得点を上げ、G大阪のJリーグ初優勝に貢献した。
アラウージョとフェルナンジーニョとのトリオで点を取りまくっていたのをよく覚えている。
あの頃の攻撃は凄かった。
そして、ブラジル人のアラウージョとフェルナンジーニョが自分らで点を取って、大黒にパスを出さないというのが、問題になっていたな。 真偽は知らないけど。

 大黒将志のインタビュー記事を読んだ(前編、後編、numberweb)。
これらの記事を読んで大黒って凄く考えてプレーしていたんだなというのと、凄く自信を持っているのに、驚いた。

「指導者のオファーは(強化アカデミー部長の)松波正信さんからもらいました。自分を育ててもらったガンバやったんで、ありがたかったですし、一緒にやらせてもらいたいと思いました。身体的にまだ選手はできましたけど、ずっと監督業をやりたいと思っていたので、指導の道に行きたかった。いいタイミングやなと思って、決めさせてもらいました」
松波さんがいい仕事をしてるな。

「点を取るためには、いいパスが必要なんで、パサーにはかなり細かく教えました。京都サンガF.C.の時は工藤浩平、栃木SCでは岡﨑建哉。ほかにもたくさんいます。俺にパスを出せば、ゴールを決めるから。お前はアシストがたくさんつく。1年後には違うチームに引き抜かれるようになるから、俺にパスしろって(笑)」
「たとえば、ボランチがボールを持っていたとして、ボールを置く位置が悪いと、僕が欲しいタイミングでパスを出せないことがあるんです。僕は、マークしてくるDFが自分を見失うタイミングをわかっているので、パスを出す選手はその瞬間を見逃さないところにボールを置いて、パスを出せるようにしてほしい。」
「僕も、誰にでもアドバイスするわけじゃないんです。まず、その選手の性格を見ます。それで、人の話を聞けるタイプやな、素直やなと思ったら話をします。サッカー選手としての能力は、1、2回一緒に練習すればだいたいわかるので、できそうな選手に言います」
「ガンバにいた時は、何も言わなくてもいいパスが出てくるので、ある意味ラクやったんです。ただ、そうじゃない時にどうするかが大事で、僕がチームに合わせなあかん部分もあるわけです。僕は周りにパスの出し方、タイミングを教えてきたので、どのチームに行っても、点を取りつづけることができたのかなとは思います」

と、含蓄のあるコメントが続く。
「一流の監督のもとでプレーする機会に恵まれて、僕も監督をやりたいと思ったんです。理想は……理想はですよ、岡田さんみたいな守備をして、西野さんみたいに攻撃をする。そんな単純なものではないやろうけど、いろんな監督に教わったんで、全員から学んだことを生かして、将来は監督としてやっていきたい」

監督をやりたいんだな、意外だった。
けど、やれそうな気がする。 考える習慣が身に付いているので、監督をやる資格はあるな。

指導のイメージを尋ねると、こう返ってきた。
「まずはキックですね。左右両足で、正確に蹴ることを教えないといけない。僕はガンバで取り組んだおかげで、右のほうが若干コントロールがいいですけど、左も同じぐらい蹴れるんで。右足で打てる場面でも、あえて左足のアウトサイドでシュートしたりしますから。そうすると、GKはタイミングがずれるので取れない。GKのタイミングを外すために、蹴る足を変えるのはめっちゃ使いますね」
「ヘディングも大事です。しっかり当てて、狙った場所に叩きつけるとか、どんなシュートだとGKは取りづらいかとかも教えたい。あとは、GKがどういう動きをするかを理解した上で、どんなフェイントをするか。それが頭に入っていれば、GKを見ずにシュートを打っても入るんです」
「GKとDFの動きには習性があって、こっちがこうしたら、相手はこうするというパターンがあるんです」

「ゴールを決めるために、もっとも大事にしていたことはなんですか?」と聞くと、
「根性論で言うわけじゃないけど、点を取りたい気持ちはすごく大事。1点取ったら2点目、2点取ったら3点目を狙う。その気持ちがすべての始まり。気持ちがないと、人って動き出さないじゃないですか。常にゴールに飢えていること。その気持ちプラス、ボールを止めて、蹴る技術、動き方の技術、シュート技術、タイミング、そのへんですね」
「シュート練習はめちゃめちゃ大事です。どのチームでも、僕がいちばんシュート練習していたんです。だからチームでいちばん点を取ることができたんだと思う。何個かあるんですよ、これをやっていればOKというシュート練習が。5、6種類のシュート練習をいろんなパターンでやると、試合中にどんなボールが来ても対応できる。それは、ガンバのアカデミーに来てもらえたら教えます(笑)」

これは、楽しみ以外にないだろう。
南野 遥海とか池田 怜央とか期待のFWがいるからねえ。 唐山 翔自も面倒みて欲しいけどね。

監督はともかく、少なくとも、ストライカーコーチとして成功するのは間違いない。
そして、未来のガンバの監督候補の一人だな。
ただ、ガンバを出て他チームに行くことになんの躊躇いも持たないだろうな。 そういう風に感じる。
プロとして当然なんだけど。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする