ハリルジャパン、シリアを3-0で撃破。

 W杯ロシア大会アジア2次予選、日本は首位のシリアとオマーン・マスカットで対戦した。
2次予選の大一番、勝たないといけない試合だった。

 前半は、膠着した試合。
シリアのマンマーク気味の激しい守備。
なかなかダイレクトパスがつながらず、リズムができなかった。
お互いに少しチャンスがあったぐらいで、前半は終了。
中東での試合は、こんなもの。
相手を疲れさせることができていたなら、okなんだが。

 後半は、一転パスがスムーズにつながりだした。
後半10分、飛び出した岡崎にロングパス。
岡崎は、わざとスピードを緩め、DFを引き寄せ、ボールをつついて相手を交わす。
相手DFが岡崎を倒してPK。
本田が落ち着いて、PKを決めた。
岡崎の余裕のある、かしこいプレーが素晴らしかった。

 ここからは、相手も攻めに出るので、スペースが生じる。
少し攻められたが、耐えて、完全に日本のペースになる。
25分には、香川が左サイドを突破、ゴールライン際で相手の股抜きパスで、つめた岡崎がゴール。
岡崎の嗅覚が素晴らしいゴールだった。

 さらに、43分に途中交代で入った宇佐美が、ゴール前で本田からのヒールパスを受けて、キーパーの脇を通すシュートを決めて、とどめを刺した。

 最後、もう一回チャンスがあったけれど、宇佐美は自分でシュートして外した。
あそこは、フリーだった武藤にパスして決めさすべきだったな。
我が儘プレーだった。

 試合を終えて、さすが岡崎という印象が強かった。
プレッシャーを強く受けるワントップであれだけのプレーができるのが凄いよ。
あと、DFが吉田と森重ではなく、槙野だったのに驚いた。
ハリルホジッチはえらく槙野を気に入ってるんだなあ。

 ほんと言うと、一番驚いたのは、田中マルクス闘莉王のTVでの解説ぶりだった。
とてもいい解説だった。
今まで聞いたサッカー解説の中で一番かもしれない。
上の岡崎の話も闘莉王の受け売りです。
闘志が目立つけど、冷静で正確な観察眼を持ってるんだ。
驚いた。

まあ、とりあえず勝って、ほっと一安心というところかな。

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