イギリスで行われているワールドカップラグビー。
南アフリカに奇跡の逆転勝ち、スコットランドに悪くはなかったが点数的には完敗、という試合に続くサモアとの第3戦。
サモアは、日本より力のあるチーム。
強くなってきた日本の力が試される1戦だ。
日本vsサモア
(前半)
3-0 五郎丸のPGで先制。
サモアの選手が2人、シンビンで10分間の退場。
10-0 日本がスクラムの認定トライ+ゴールで追加点。
日本のスクラムは、今や世界のトップクラスにあると思われるよ。
13-0 五郎丸のPGでさらに追加点。
20-0 日本が展開。 最後、山田がゴール前で1対1になる。
相手にタックルされるが、くるりとかわして、ゴール端に飛び込んだ。
五郎丸が端っこからの難しいキックも決めた。
ここで、前半終了。
(後半)
23-0 五郎丸のPGで突き放す。
26-0 五郎丸がまたPG。 着実に点数を積み重ねる。
26-5 サモアがトライ。
サモアは、展開力のあるチーム。
サモアは、奔放にボールを展開しようとするが、日本は粘り強く守備ができていた。 1トライぐらいは、しょうがない。
この後、日本はボーナスポイントを狙って、4トライを目指して欲しかったが、それよりも、確実な勝利を目指して、着実な試合運びを見せた。
サモアは、必死の反撃を試みるが、日本は見事に守りきった。
日本は、サモアに完勝だよ。
これっぽっちも負ける気がしなかった。
力の似たチームに完勝。 力をつけた証拠。 本当に強くなった。
冷静に試合を振り返ると、スコットランド戦とは違って、微妙なプレーで審判のジャッジが日本に有利だったように思われる。
特に大きかったのは、スクラムの認定トライ。
日本がスクラムを押しすぎて、ボールを足でコントロールしきれずに、スクラムの外に出てしまった。
しかし、サモアがスクラムをわざと潰したとの判定で、認定トライとなった。
勿論正しいジャッジと思われるが、スクラムのやり直しやプレー続行もありえたように思われる。
これは、大きかった。
さらに、前半終了間際の山田のトライも大きかった。
サモアに精神的ショックを与えたと思う。
まあ、しかし一番の勝因は、反則をせずタックルを続けた、粘り強い守備力だろうなあ。
これで、1次リーグ突破に望みをつないだ。
しかし、南アフリカがスコットランドに勝ったため、2勝1敗で3チームが並んで、残り1戦。
そして、ボーナスポイントが南アフリカが3点、スコットランドが2点に対して、日本が0点なので、日本が不利だ。
残念ながら、スコットランドがサモアに負けるという番狂わせが起こらない限り、日本の1次リーグ突破は難しくなった。
せっかく南アフリカに勝ったのに、ついてない。