W杯ラグビー、日本が米国との熱戦を制す。 ベスト8は無理だったけど。

 イギリスで行われているワールドカップラグビー。
スコットランドがサモアに勝ったため、日本は最終戦の米国に勝って、3勝1敗で南アフリカ、スコットランドと並んでも、トライ数とかによる勝ち点差で及ばないため、ベスト8進出できないのが決まっていた。
しかし、日本初の3勝を是非勝ちとりたいところ。

日本vs米国
(前半)
0-3   米国がPGで先制。
7-3   すぐ日本が攻め込んでバックスに展開、松島がトライで逆転。ゴールも決めた。 
     あっさり逆転したので、勝てそうという感触。
7-8   しかし、米国がバックスに展開してトライであっさり逆転。
14-8   日本が混戦からモールを形成、押し込んでトライで再逆転。ゴールも決めた。
17-8  日本がPGで追加点、突き放す。
    盤石の試合展開。

(後半)
20-8  さらに五郎丸のPGで追加。
20-11  米国がPGで追いすがる。
25-11  米国ゴール前でラインアウトからモールを形成。
     押し込むかと思ったら、マフィが素早く抜け出して、トライ。
     勝負あったかに思えたが。
25-18  米国がFWの連続攻撃からゴール前へ。
     一転、そこからバックスに大きく展開して、トライ。
     米国が闘志あふれるプレーで、1トライ1ゴール差に追いすがる。
28-18  しかし、五郎丸のPGで突き放す。
     これで勝負ありという感じ。
     この後、米国のエネルギッシュな攻撃を凌いで、ゲームセットとなった。

 米国は、前節の南アフリカ戦を捨てて、日本戦にかけてきた。
アメリカ人の闘志とゲーム戦略は、どんなスポーツでも凄い。
よって見ごたえのある熱戦となった。
日本はマイボールのラックからターンオーバーされる回数が今回は多かった。
それが苦戦した原因だった。
それが米国のラックでのプレーがうまかったのか、日本のボールキープがまずかったのかはわからないが。
しかし、日本の安定した試合運びが見事だった。
熱戦だけれど、盤石な感じもあった。
日本は強くなったなあ、と実感した試合だった。

 これで、日本は3勝1敗でリーグ戦を終えた。
日本は、全試合通じて相手巨漢FWの突破を簡単に許さない守備力が、安定した試合展開を築いていた。
中3日のスコットランド戦だけが、例外だったかな。
それプラス、モールを武器にできたのが大きかった。
どの試合でもモールでトライを取ったんじゃないかな。
世界最高クラスのモールだったということ。
スクラムもスコットランドを除いて、互角以上だった。
ラインアウトも安定してたし。
こう見ると、軽量だけどFWが世界レベルだったということかな。
勿論、五郎丸の安定したキックも凄く大きかった。
日本は、五郎丸のキックありき。
バックスは、今までの日本と違って、切り札的な人がいなかったかな。
だから鮮やかなトライは少なかったけど。
そこが今後の課題かな。

 次の2019年の日本でのワールドカップが楽しみになった。
ただ、エディコーチが辞めるのが痛い。
上積みするのは、難しいかもしれないけど、期待したいね。
ラグビーで久しぶりに楽しませてもらった。

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