錦織圭、テニスツアー・ファイナル準決勝で、チャンスを逃して、ジョコビッチに負ける。

 男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPツアー・ファイナルの準決勝、錦織は世界ランキング1位ジョコビッチと対戦した。
この大会に出るのは、錦織がアジアで初めて。
上位8選手のみで、王者を決める今年最後の締めの大会だ。
朝日放送で放送しているのに気づいて、見出したのは第2セットから。

第1セットは、1-6でジョコビッチが王者のテニスで取っていたようだ。
第2セットは、錦織がストロークで完全に上回り、ゲームを支配、6-3で取った。
完全に流れは、錦織。

 そして、いよいよ勝負の第3セット。
1ゲーム目は、ジョコビッチのサービスから。
15-40と錦織がジョコビッチを追い込む。
ダブルブレイクポイントだ。
ジョコビッチは、ファーストサーブが入らない。
明らかに調子を崩している。
ストロークのラリーの中で、錦織にチャンスボールが来て、勝負のショットを打つ。
しかし、ネット。
まだまだ。
またもや、ラリーの中で、錦織にチャンスボールが来て、勝負のショットを放つ。
コートを外して、アウト。
ジュースとなってしまった。
ジョコビッチは、何もしていない。
ただサーブを打って、返すのみ。
それなのに、錦織がチャンスボールを外し続けた。
これで、今度は、錦織がおかしくなった。
とても大きなチャンスを逃したのを、嫌というほど、感じていたのだろう。
ラリーの中で、2回ミスして、1ゲーム目を落としてしまった。

こうなったら、どうしようもない。
錦織は、サーブもダブルフォルトが多くなり、完全に自滅。
結局、第3セットは、0-6で完敗。
1ゲーム目をブレイクしていたら、試合の流れから、勝っていただろう。
大金星を逃してしまった。

 このジョコビッチに勝っていたら、勢いで優勝した可能性大。
そうしたら、勇躍、世界のトップ争いに躍り出るブレイクを果たしたであろう。
そして、来年は、グランドスラムで優勝争いの常連になったことであろう。
しかし、残念ながら壁を作ってしまった。
また、苦労して、壁を乗り越えなければならない。

熱くなる試合だった。 
残念。

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