U-24日本代表、久保の決勝ゴールで勝つ。 日本1-0南アフリカ。

 東京五輪グループリーグ初戦、U-24日本代表はU-24南アフリカと対戦した。


日本の出場メンバー。

冨安がいないのに驚いたが、怪我したようだ。
三好も驚きだが、ベストメンバーとは限らないから。

前半、日本は立ち上がりからボールを支配し、押し込んだ。
しかも、鋭い縦パスが入るわ、攻守の切り替えも速くてボールを奪い返すはで、とてもいい出来だった。
一方南アフリカは、リトリートして5バックで守りを固めてきた。

前半15分、中山が中央にクロスを送るのがファーサイドに流れたのを、久保が収めて、左足でニアサイドにシュートを放つがサイドネットに外れる。
前半32分、堂安からの縦パスを林がDFを背負いながら受けて、強引に前を向いて、素早く左足でシュートを放つがGKの正面。 これは、大したプレーだった。 シュートが良かったら1点物で、崩してもいないプレーなので、これで点を取れていたら、林が個人技で取った点になる所だった。 惜しい。
前半33分、堂安がPA手前から左へスルーパス、左へ流れたのを、三好が抜け出して、GKと1対1になるが、シュートを触られて、右に外れた。 決定機だった。 三好じゃ無理かな。
前半34分、このCKのこぼれ球を堂安が拾って、中央へグラウンダーのクロス、林が詰めて押し込むが、オフサイドの判定。

この一連のチャンスを物に出来なかったのは、痛かった。

前半45分、ゴール前でFK。 久保が鋭いシュートを放つが、高さはぎりぎりのいい所だったが、コースがわずかに右に外れた。 決めるかと思ったけどね。

前半は0-0で終了。

ほぼ、全員の出来が良かった。
驚いたのは、中山雄太が鋭いセンタリングを上げていたこと。 どんぴしゃとは行かなかったが、ほぼいい所に上げていた。 三好もスペイン戦では守備が全くダメだったけど、この試合は攻守の切り替えをきちっとやっていた。
林も点こそ取れなかったが、躍動していて、点を取ってヒーローになるチャンスもあった。

後半8分、久保が左サイドからゴール前へグラウンダーのクロス、走り込んだ林がシュートを打つかと思いきや、後ろに落としたのを、フリーの堂安がシュートを放つが、当たり損ねてGKの正面。 決定機だったが、右足だったのがね。
後半11分、田中がPA左へ浮き球のパス、走り込んだ中山がダイレクトでクロスを送ると、林が飛び込んでそのままシュートを放つが、GKが手に当てるスーパーセーブ。 GKが凄かったね。

段々、このまま行ってしまうのかと不安になってきた、後半26分、田中が左サイドから右へ、サイドチェンジ、久保が見事なトラップからDFに1対1を仕掛け、中央へ切れ込んで強烈なシュート、ボールは左ポストを叩いて、ネットを揺らした。
待望の先制点。

この後、点が入る前に準備していた、中山⇒旗手、林⇒上田の交代をする。
点が入って、中山⇒旗手はまずいだろうと思っていたら、案の定、南アフリカに旗手のサイドを崩されピンチを迎える。
しかし、何とか防ぐ。 少し遅かったけど、町田を左サイドに投入して、このまま逃げ切った。

最後のパスが、ダイレクトプレーが多くて、鋭いチャンスを数多く作ったが、決めきれず、久保の個人技の得点の1点のみだった。 今日は僕が決めるという強い気持ちでシュートを打ったとい久保のコメントが、さすがだなと思った。
気持ちも強い選手だよ。

1-0の僅差だったけど、ほぼ全員いいプレーをしていて、内容はとても良かった。
特に、中山の精度の高いクロスには、驚いたね。 守備に加えて、攻撃でもいい仕事をするとは。
2列目に目が行ってしまうけど、田中碧がいいパスを出して、チャンスを生み出していたね。 さすがだ。
GK谷も、鋭いCKのボールをパンチングで弾き出したり、少ないピンチでもいいプレーをしていた。
上田綺世が、体が重そうだったな。 途中出場なのに全然プレスがかけれていなかった。 これから調子を上げていかないと。
三苫がどれくらいでやれるようになるのか? 冨安がいつ怪我が治るのか? ハードスケジュールなだけに早期の復活が待たれるね。
結果的に苦戦したけど、初戦の勝利は大きいね。 4-1でフランスを破ったメキシコとどれくらいやれるか。
また、どんなメンバーで戦うか、森保監督の采配が問われる。 楽しみだね。

南アフリカも何とか守れていたし、点を取られてからは、鋭いカウンターを見せていたし、案外やるなという印象を持った。 まあ、もっと攻めてたら、点を取れたかもしれないけど、もっと失点しただろうな。 そのぐらいの力関係ではあったろうが。

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