日本代表、中身は完勝。 日本1-0セルビア。

 親善試合で、日本代表はセルビア代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

1トップに浅野ではなく古橋を起用。 正しい判断。

前半、セルビアがハイプレスにも来ないし、全然攻めてこないのに驚いた。
しっかりブロックを築いて守りを固めてきた。
それに対して、日本は後ろで回すばかり。
CBの植田と谷口では、効果的な縦パスを入れれない。 吉田と冨安とのレベルの違いが浮き彫りになったな。
そして、ボランチも守田と橋本で守備的な選手なので、創造的なパスを前線に送れない。
全く攻撃が停滞してしまった。
恐ろしくつまらない試合になった。
前半は、0-0で終了。

後半、古橋に代えてオナイウ、橋本に代えて川辺を投入。
変えたらどうかな?という所を変えてきた。
古橋も悪い訳ではなかったが、スペースがないと苦しいタイプ。
オナイウが、予想外にやれてた。 前線で体を張れる。 セルビア相手にあそこまでやれるとはな。
大迫に次ぐ、ポストプレーが出来ていた。
オナイウがポスト大迫に急浮上してきたな。

後半3分、右CKでニアサイドのクロスを、谷口が頭でファーサイドにそらすと、走り込んだ伊東がダイレクトでゴールに蹴りこんだ。 綺麗なゴールだった。
ここから、少しセルビアも前に出てきたので、日本もカウンターでチャンスを掴んだ。
後半19分、カウンターで伊東がDFラインの背後に飛び出し、PA右に進入。 並走するオナイウにパスを送ると、飛び込んだオナイウがゴールに押し込んだ。 しかし、オナイウがオフサイドの判定。
オフサイドではなかったな。 このつきのなさが気になるな。 余裕があったから、もう少し遅れても良かった。
浅野が3度くらいチャンスがあった。
特に、後半43分、ラインの裏への浮き球のパスに抜け出した浅野が、GKと1対1になるが、シュートを足で防がれた。 股下を狙ったのかな? 一体、何度チャンスを逃せば気が済むんだ? もう、見たくないレベルに近づいて来たな。
そして、前半に1度あっただけで、ピンチらしいピンチもなく、1-0で押し切った。

正直、どうとらえていいか、わからない試合だった。
欧州で強豪国に次ぐグループにいるセルビア。 その相手にほとんど攻めさせず、1-0で完勝。
セルビアがベストメンバーではなく、本調子でもなかったのか。
日本も、吉田・冨安・大迫・遠藤航が不在でベストメンバーでないからな。
そしたら、ストイコビッチ監督が「日本が強すぎた」とコメントしていた。
リップサービスもあるだろうけど、日本も結構強くなったのも事実であろう。

オナイウが収穫だな。 次、どれだけやれるか。
守田も守備的にもかかわらず、橋本に比べれば、結構組み立てられる。
伊東も抜け出してセンタリングだけでなく、裏へ抜け出してシュートを狙うなど、プレーの幅がかなり広がった。
鎌田もトップ下として君臨し出してきたな。
長友は左足で蹴らなくなったのが心配。 出かかったゴールライン際のボールを右足のアウトサイドで無理やり中へ入れようとしていた。 サイドでも右足に持ちかえてクロスを上げていたし。 これは過去になかったことだ。
もし、左足で蹴れなくなっていたら、大問題。 替えの選手が必要だな。
森保監督の采配も色々良くなってきた。

五輪後の若手との融合も含めて、楽しみになってきたな。

TV解説が、FW鈴木隆行とCB坪井慶介だった。
鈴木隆行の声のトーンやしゃべり口が柱谷幸一そっくりだった。
聞いていると、柱谷・鈴木・坪井の3人で解説してるように思えて仕方なかった。
鈴木は、良くないプレーは良くないと割とはっきり言うね。 浅野に対してとか。 ダメ出しまではしないけど。
そこが、いいね。 随分いい解説をするようになったと思う。

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