ブラジル・ベルギー戦評から見るサッカー評論家。

 マスコミは、誰からも批判されないものだから言いたい放題、書きたい放題だ。
サッカー評論家は、どうだろう。
ブラジル・ベルギー戦評は、いろいろ評論家によって、意見が分かれそうだから、ちょっと並べて見よう。 スポーツナビで見かけた記事で。

[ネガティブ]

(杉山茂樹)
ハリルよ、あなたは限界だ。ベルギーと10回やっても1度も勝てない
10回戦っても一度も勝てそうもない程のレベルの差が、両国の間には存在した。
サッカーがつまらない。歴代の日本代表を振り返っても、これほど貧相な非娯楽的サッカーをするチームも珍しい。
交代が実現すれば、チームには、よくも悪くも新鮮さが芽生える。確かに、いま監督交代をすることは大きなリスクを伴う賭けだ。しかし、賭けに出たくなるほど、いまの代表チームは弱い。惨憺たる状況にある。

 これぞ、酷評という記事だな。
酷評するためだけの記事。 糞の役にもたたない記事だ。

(戸塚啓)
この0-1は「惜敗」と呼べるのか。ロシアW杯の展望は限りなく逆境。
ただ、ロシアW杯での成算を色にたとえれば、限りなく黒に近いグレーである。課題は数多く、時間は少ない。
 打開策がないわけではないものの、そのためには発想を転換しなければならない。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が覚悟を決め、選手たちが納得する必要がある。

 一体何が言いたい記事なのか?
打開策がないわけではないものの、とあるならそれを書けよ、と言いたい。
そのためには発想を転換しなければならない、なんて打開策を書いてないから何のことやら?
酷い記事だね。 要するに打開策なんてないんだろうな、この人には。

(セルジオ越後)
欧州遠征は連敗…セルジオ越後氏「いつまで“惜敗”と言うのか。負けは負け」
「ベルギーは主力がかなりいない状態でもあった。その相手に負けたことになるが、これを“惜敗”という言葉で表現してはダメだ。この10数年、世界の強豪と対戦して、点差がつかずに敗れた時に“惜敗”という言葉をたくさん見てきた。それは負けていることに変わりはない。いつまで“惜しい”を思ってしまうのか、ということだよ」
「興梠(慎三)などもつれて行っているのであれば、試すべきだったのではないだろうか。Jリーグも外国人枠を増やすといった改革が必要。」

 セルジオさんも、文句言いおじさんだが、そういうキャラだからね。
この発言は、メディアに対してだけど。
ま、無茶苦茶なことは言ってないからマシだけど、良さそうな建設的な発言はあまりないね。

(白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部))
【日本代表】善戦? 力負け? ベルギー戦に希望は見い出せたか
「善戦? いや、そう捉えるのは楽観すぎるだろう。今の日本は厳しい。攻め切れないどころか、守りも不安定と希望を見い出しにくい状態だ。これといった武器がないのは、ある意味、致命傷ではないだろうか。

 これは、ごもっともという意見だね。
今後に希望を見てないのが、正誤どちらかだね。

 ここまでは、否定的な評論家。

[ポジティブ]

(広島由寛(サッカーダイジェスト編集部))
【ベルギー戦|戦評】”対世界仕様”へのわずかな前進。“感覚”の共有で自信を深めたのは――
「ブラジルに突き付けられた厳しい現実と向き合うことで、世界でいかに戦っていくかの方向づけがより明確になった。ベルギーにも敗れはしたが、守備面で少なからず自信を得ることができたという意味では、収穫のある敗戦でもあった。」
選手コメントを中心に書かれた記事だから、穏当。 まとも。

 あまり、ポジティブな評論がなかったかな。
選手インタビューにからめた記事が多かったので、ポジティブな評論を見つけにくかった。
ポジティブな評論もあったと思うけど、控え目だったかな。

 もうちょっと多くの評論家について、書きたかったんだけど、改めて書こうと探してみると、しんどかった。 読んでる時はいいんだけど、後から振り返って、探すのはしんどい。
ちょっと企画倒れ気味の記事になってしまった。

 誰か、サッカー評論家への評論とかランキングとか、やってくれないかな。
いい記事には、賞賛が集まって、書き手のモティベーションが上がって、またいい記事を書いてほしいからね。
また、チャンスがあれば、書きたいね。

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