ガンバ、往年の前半・今現在の後半。 G大阪2-1清水。

 J1第27節、ガンバ大阪はアウェーで清水エスパルスと対戦した。


出場メンバー。
4-4-2に戻した。 当然かな。
清水も4-4-2。

 前半1分、いきなり動いた。
渡辺のポストプレーから小野瀬が縦パスに抜け出して、ダイレクトでクロス、ファンウィジョが足に当てたボールがバーに当たったが、ボールに凄い逆回転がかかっていて、ゴールに吸い込まれた。
小野瀬のノールックの正確なクロスが良かった。 小野瀬はテクニックがある。 その内、爆発してくれると思っている。
さらに、前半26分、倉田が渡辺とのパス交換からドリブルでPA内に侵入、マイナスのクロス、小野瀬の股間を抜けて、後ろにいたファンウィジョが左足でうまむミートしてゴール。 2-0。
この後も、ガンバは、実にスムーズにパスが繋がり、面白いように攻撃する。
往年のガンバが戻って来た、と大喜びしたよ。
前半は、このまま2-0で終了。

 後半、清水がガンバ選手の間でボールを受けるようになって、清水のペースになる。
それでも余裕があった。
ガンバは反撃に出た時、わざとスピードを落としてボールを繋ぎ、時間を潰していく。
昔のガンバの雰囲気が出て来たなあと、見ていたが、パスミスからカウンターを喰らうと、リスク管理が出来ておらず、決定的になりそうなピンチを数度迎えた。 遠藤と今野が前でボール回しに参加して、ボールを奪われると、2人のCBと逆サイドのSBの3人での守りになっていた。 2点リードしているチームのやることじゃない。
これで、完全に流れを相手に渡した。
そして、後半31分、縦パスをダイレクトで、白崎・ドウグラス・北川へとボールを繋ぎ、北川がドリブルで抜け出して、ゴール右へ決めた。
ここから、怒涛の清水の攻撃になる。
ポストに当たるシュートが2度あったが、体を張って、何とか逃げ切った。

 これで、3連勝だ。
それにしても、前半・後半が天地の差だった。
前半は、ボールを完全に支配して、シュートまで持ち込めていた。
ほんと、昔のガンバが戻って来たと喜んだよ。
しかし、後半は一転して、受けに回って相手に一方的に攻められる今シーズンの今現在のガンバに戻ってしまった。
それでも、何とか逃げ切った。 これは、大きい。
こういうチャンスも今までは逃していた。 運も少しあったけど、何とか勝ちにつなげたからね。

 倉田が復活してきた。 ドリブルにキレがある。 前節と言い、倉田の活躍がガンバに勝利を導いた。
それも藤春が戻って来たからだ。 藤春の攻撃参加に注意を削がれるから、倉田へのマークが少し緩くなる。 それが大きい。
同じことが、右サイドでも言える。 オジェソクではなく、米倉を使えば、もっと小野瀬も活躍できるんだけどな。
なんか、小野瀬を内に絞らせて、変な工夫をしている。 宮本監督もそんな変な工夫なんかせずに、米倉を使えば、左右からバランスよく攻めれるのに。 その内、また左サイドの攻撃を完全マークされて、攻めれなくなるよ。

 清水のFWの北川 航也もいい選手だなあ。 プレーにスピードとキレがあって、鋭いシュートが打てる。
ファンウィジョが縦パスに抜け出そうとしたのを、清水DFが競り勝ってクリアした。 その時、アナウンサーの立田選手がクリアしました、という声が聞こえた。
たつた~?。 どっかで聞いた名前だな。 顔が映って、おっ、この前のアジア選手権でU-21日本代表のCBで奮闘していた選手じゃん。 その時凄く気に入った選手だ。 Jでのプレーを初めて見た。 さすが、やるじゃん。
少し、応援したよ。 CBではなく右SBで出てるんだな。 この後、藤春への裏へのパスにもスピード負けせず、スライディングでクリアしていた。 立田もいい選手だね。 CBで使って欲しい所だ。

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