U-20日本代表、ホンジュラスに3-2の逆転勝ち。

 U-20日本代表は15日、U-20ホンジュラス代表とエコパスタジアムで親善試合を行った。
選手交代制限なしの90分間の試合と、30分の練習試合。

 20分経過後ぐらいから見出したので既に1-1だった。

メンバーはこんな感じ。

 前半31分、自陣で拾われたボールをDFの裏へ出され、スピードで中山が競り負け、あっけなく、ホンジュラスFWにフリーでシュートを決められる。
中山って、足が遅かったっけ? 何かエアポケットに入ったみたいだった。

 それにしても、前半の攻撃は停滞していた。
なぜか。
ボランチの坂井大将がボールを受けては、バックパスを繰り返すもんだから、ボールが前に進まない。
よほどフリーでない限り、前を向かない。 相変わらずだ。 これじゃあダメだ。
原輝綺も似たようなもんだが、彼はボール奪取能力が高いから、守備的ボランチとしてなら原の方が能力が高い。
坂井大将は、フリーキックを任されるほど、キックの正確性があるのに、パスを出せないのは、視野が狭いのかな?

 後半、原に代えて市丸を投入。
開始早々、三好の左クロスがDFのハンドを誘いPKを獲得。
これを坂井が冷静に決めた。
坂井のPKは天下一品。 アジア決勝のサウジ戦でのPKを見て驚いたけど、遠藤保仁バリに相手GKの動きを見て、逆方向に軽く蹴って決めることができるのである。
本家の遠藤は研究されて無理と判断したのか、もう止めているのだが、この坂井が受け継いでいる。
市丸の投入で、攻撃のリズムが出てくる。
60分には、一気に5枚の交代カードを切り、久保建英と小川の2トップへ。
直後の63分、遠藤渓太のCKを板倉滉が頭で合わせて、3-2と再逆転に成功する。

 あとは、久保を中心に攻め立てるが、追加点は取れず、このまま試合終了。
3-2で勝ち。

 それにしても、U-20でも久保建英は別格だな。
周りが見えていて、プレーに余裕があるから、オーラが出ている。
ボールを間で受けて、ちょっとドリブルでボールを動かすのが、相手が次のプレーを予測できないので、素晴らしい。
次にドリブルを続けるのかと思えば、さっとパスを出す。
これは、U-16日本代表の攻撃陣も皆出来ていた。
また、パスコースとスピードが絶妙。
どうなんだろう。 久保と堂安のポジションは入れ替えるべきだと思うんだけどなあ。

 三好がダメだった。 二本の絶好のシュートチャンスを外したし、1対1のドリブルでも2度奪われていた。
対して、交替で出た遠藤渓太は、素晴らしかった。
ドリブルでも勝っていたし、積極的に前に出ていた。 予選の時より、大成長している。
三好よりいいんじゃないかな。

 市丸は攻撃だけでなく、積極的なボール奪取のプレスをかけていて、成長が伺えた。
ガンバのレギュラー陣との練習で相当鍛えられていそうだ。

 藤谷もいいし、ボランチ板倉も良かったね。 意外だった。
初瀬はぱっとしないなあ。 まあ突破力がないからしょうがないんだけど、それなら正確なアーリークロスで勝負しないと。

 30分のテストマッチも日本が攻め立てて、クリアが高木彰人に渡って、フリーに。
落ち着いてシュートを決めた。
真っ先にガンバ仲間の市丸が抱き着きに行っていた。
高木彰人は、森島司の負傷離脱で急遽招集されたけど、もしかしたらラッキーボーイになるかもしれないよ。

 改めて自分の考えるベストメンバーを。

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