J1の優勝争い・降格争いを分析する。

 J1の約2/3を消化した。
ガンバファンとしたら、優勝争いはあまり興味がなくなって、降格争いが気になってしょうがない。
そこで過去の優勝争い・降格争いを分析してみた。


2015年度の順位表。

得点・失点に関しては、(1.5点/試合)以上、(1.0点/試合)未満で色分け。
勝点に関しては、(2点/試合)以上、(1.0点/試合)未満で色分け。
得失点差に関しては、(0.5点/試合)以上、(-0.5点/試合)未満で色分け。
してみた。 ピンクは好成績。 灰色は悪い成績。


2016年度の順位表。


2017年度の順位表。

 過去3年の成績を見ると、優勝するには、勝点:(2点/試合)以上が必要ということ。 あれば、最後まで優勝争い出来る。
勝点:(2点/試合)は、1勝1分または2勝1敗のペース。 1勝1分は無理と思うが、2勝1敗なら出来そうと思う。
現実的には、3勝1敗1分も2点/試合のペースで、これが妥当な線だが、厳しくも感じる。
こう見ると、引き分けを極力減らして、勝ち切ることが大事だと思う。 3分けと1勝2敗は、同じ勝ち点3。
それなら、同点なら勝ちに行くべきだろう。 3分けを1勝1敗1分に持ち込めば、勝ち点4で増えるんだから。

 降格争いは、勝点:(1.0点/試合)未満でギリギリの降格争いになるということ。 逆に言えば、試合数分の勝ち点を取れれば、残留出来る。
これは、全試合引き分ければ、ギリギリ降格を免れるということ。 全試合引き分ければ、中位の下ぐらいのイメージだったんだが、そんなことはなくて、全試合引き分けは、マズイということを意味している。
J1で残留するには、勝ち切らないとダメで、得点力がある程度必要だということ。
守備優先のチームが幾度となく降格を繰り返していたけど、こういうことだったんだな。
ちなみに、1試合当たりの平均勝ち点は、1.38。 1勝1敗1分けだと、平均勝ち点は、1.33になるので、若干引き分けが少ない。

 あと、得点が(1.0点/試合)未満、失点が(1.5点/試合)以上、
勝点が(1.0点/試合)未満、得失点差が(-0.5点/試合)未満 も灰色で降格争いに絡んでくる。

 さて、それでは現在はどうかと言うと、

2018年度の順位表。 第21節まで。

 サンフレッチェ広島が唯一、勝点:(2点/試合)以上を満たしており、優勝ペースで進んでいる。
降格争いは、ガンバ大阪と名古屋グランパスが、勝点が(1.0点/試合)未満で降格ペース。
ただ、得点・失点・得失点差で灰色の要素があるチームは、降格争いに絡んでくるだろう。
13位の横浜F・マリノスから下の柏レイソル、サガン鳥栖、V・ファーレン長崎、ガンバ大阪、名古屋グランパスの6チームが降格争いをすると思う。
 
 まだ、13試合もあるので、熾烈な争いになると思う。
さて、ガンバ大阪が残留するには、勝ち点34が必要ということを考えると、
3勝5敗5分けで勝ち点14を得られれば、合計勝ち点34でギリギリ残留出来る。
こんなの楽勝に思えるんだけどなあ。 宮本ガンバになって、1勝1敗2分け。 残留ペース。
ただ、今年は下位の勝ち点が多いような気がするので、合計勝ち点34ではギリギリ危ないかもしれない。
ま、5分の星が必要なんだろうな。 4勝5敗4分けで勝ち点16、合計勝ち点36は欲しい所。

 あと、最後の方になってくると、降格のプレッシャーで実力以上に勝ち点を落とすんだろうなあ。
精神的に崩れないことが大事。

 名古屋と鳥栖はいい補強をして上り調子。 この2チームは勝ち点を伸ばすかもしれない。
ガンバは苦しいな。
レイソルと長崎を蹴落とすことが大事になってくる。 プレーオフもありうるかもしれないな。

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