戦術「斎藤学」、キレキレ。 横浜M 3-2 浦和R。

 横浜Mが、浦和レッズ相手に3-2の逆転勝ちをした。

 前半は、カウンターの応酬のいい試合だった。
マリノスのプレスが良かったから。
それにしても、斎藤学のドリブルはキレキレだ。
誰も前に飛び込めない。
DFは下がるだけだ。
前半13分、その間に、バブンスキーがバイタルに走り込んできて、斎藤からのパスをフリーでシュート。
2回目のチャンスで決めてみせた。
前半は、1-0。

 後半は、浦和が試合を支配。
新潟から移籍のラファエル シルバが63分にゴール前で浮き球でDFを交わしてシュート、65分にヘディングシュートとたて続けて点を決めて、1-2と逆転。
素晴らしい決定力だな。 いい補強だ。
それにしても、新潟はいい外人を連れてきては、他のチームに取られてしまう。
その後、マリノスは攻め手を失い、このまま終了かと思ったが、86分ウーゴ・ヴィエイラがCKからのボールをニアでヘディングシュートを決めて、2-2の同点。
そして、真打登場。
斎藤学がロングボールをワンタッチで前に流すトラップ、一挙にドリブルで抜き去り、またもや、バイタルに走り込んできた前田にパス、フリーでシュートを決めて、3-2の大逆転。
このまま、試合終了。

 浦和は、斎藤学にやられた。
さすが、中村俊輔に戦術「斎藤学」と言わしめただけのことはある。

去年の天皇杯・準決勝ガンバも斎藤にやられた。
斎藤のドリブルにはスピードとキレがある。 Jリーグ随一だ。

 あと、セルビアからやってきたバブンスキーとウーゴ・ヴィエイラ、二人ともテクニックがあって良さそうだね。
マリノスが沈んでいく。」という記事を以前書いたけど、いい補強を出来ているようだ。 建て直せている。
ただ、両サイドの上りが全くなく、斎藤とマルティノスがワイドに広がって攻めるカウンターサッカーだ。
中央に人が少ない。
これで、今後も勝てるかというと、疑問だな。

 最後に、ペトロヴィッチが「マリノスに負けたというよりは齋藤(学)選手に負けてしまったのかな」と言ったそうだ。
斎藤を讃えて言ったそうだが、負け惜しみなら、ダメだな。
斎藤学対策を立てないとダメだろうし、今後対戦相手は立ててくるだろう。

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