ガンバ大阪の2020年の成績を分析する。

 2020年のガンバ大阪のJ1での成績を分析したい。


J1順位分析表(クリック拡大)

薄氷の2位。
よくやったよ。
宮本監督の3年目。 
1年目は、クルピ監督の後を継いで、降格争いに苦しむが、終盤9連勝して来年はイケると思ったもんだが。
2年目は、5節神戸戦で手痛い逆転負けをして以後調子を崩し、まさかの2年続けて降格争いとなった。
この時も、終盤5勝1敗1分けの好成績で、何とか逃れたんだけど。
そして、勝負の3年目。 まさかの昌子の獲得で俄然期待が高まった。
タイトル獲得を目標に掲げたが、自分はACL出場権獲得がノルマだと思っていた。
それを見事に成し遂げた。 
タイトルは運もあるから。 リーグ戦は実力勝負、そこで成績を残さないとね。

まず、成績の履歴をトピックスと共に振り返ろう。


J1平均勝点との差分の推移。


J1平均得失点との差分

この勝点の推移のグラフで見ると、シーズン中の浮き沈みがわかりやすい。
そして、得失点の推移で原因がわかる。

3節、千真のロスタイム同点弾で名古屋に分けたのが、最初の波に乗るきっかけだったと思う。 その後4連勝した。
ハイライトは、広島戦で三浦がベストパフォーマンスを示したことと、神戸戦で東口が古橋のシュートを2発スーパーセーブしたことだね。 この2つは、凄く印象的だった。
9節、昌子が初先発してから、失点が増え出した。 
なぜなのかねえ? 昌子が3バックに適応できなかったのか?
チームは、徐々に下降線を辿る。

16節、4バックに変更に変更して、ガンバの快進撃が始まった。
2分けを挟んで、10連勝だからねえ。
連勝前に山本悠樹をボランチ起用して、定着したのも大きかった。
はっきりしているのは、失点が大幅に減ったことだ。
得点は、J平均レベルで変わらないから、4バックへの変更による守備力の向上が、快進撃の要因だね。

28節から、勝点が停滞する。
原因は、25節からのアデミウソンの謹慎による得点の低下と27節からの井手口の欠場による失点の増加だね。
はっきりしている。
勝点は停滞したけど、J平均レベルを保てたことが、2位確保に繋がった。

得点はJ平均レベルだけど、逆転勝ちが5試合もある。
逆転勝ちは、実力がないと中々出来ない。 相手はリードすると守りを固めてくるが、それを打ち破って、得点するんだから。 そこは、今シーズンの凄い所。 逆転負けは、1試合もないしね。

昨シーズンと比較してみよう。


J1平均勝点との差分(今年と昨年)


J1平均得失点との差分(今年と昨年)

昨シーズンは、ずっとJ平均レベル以下で苦しんでいたのがわかる。
今年は、ずっとJ平均レベル以上だから、気持ちがいい。

昨年と比べると、失点が大幅に低下した。
昌子の加入、高尾の成長、井手口のボランチ起用(4バックによる)とかが、要因かな。
3-3-2-2のアンカーシステムは、守備が不安定になるのかな。 3-4-2-1のダブルボランチでもいいんだろうが、そうなると、ワントップになるから、メンバー構成にそぐわないシステムになる。
だから、4-4-2が最適なんだろう。

得点力が昨年より減った。
昨年は、最後に得点を稼いだんだけど。
昨年は、3バックと4バックでふらふらして、井手口のポジションもふらふらして、最後3バックで井手口インサイドハーフ起用で得点が増えた。
そこが最適解と思いきや、今年は4-4-2の方が最適解になった。
難しいもんだね。
井手口をどこに使うかが、一番の肝なのかもしれない。
3バックならインサイドハーフ、4バックなら守備的ボランチと。

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