日本代表、森保の甘っちょろい選手選考で敗戦。 日本0-1オマーン。

 カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の初戦、日本代表はオマーン代表と対戦した。


日本の出場メンバー。

長友を先発に使ってきたのに驚いた。 所属チームがなく、試合に出ていないのは勿論、練習さえ出来きてなかったのに。
まあ、保守的なメンバー選考だな。

試合は、DAZNで見た。
戸田和幸の解説で、何とゲストに岡田武史を呼んでた。 さすがだな。 朝日の松木のお笑い解説なんて誰が見るんだ?

立ち上がり、オマーンが攻撃してきたが、日本が盛り返した。
盛り返したのは、ボール支配率だけで、効果的な攻撃は出来なかった。
中央の守りを固められて、サイドの伊藤からクロスを上げても、中には大迫1人という酷い状況。
左サイドから原口が仕掛けるも、1対1で全然勝てずで酷かった。
チャンスも作れずという感じだった。
1つだけ決定機があったかな。
前半28分、吉田がセンターサークル付近からPA内へロングボールを送ると、伊東が囲まれながらも足元に何とかトラップして、シュートを放つが、GKに弾かれた。 決定機だけど、伊東の技術の高さで何とかシュートまで持ち込んだのであって、シュートを打つのが精一杯だった。 だから、逃した決定機ではない。

前半の途中から少なくともボール支配できるようになったので、後半何とか仕留めれるのかな、と思っていたんだが。

後半。
原口に代えて、古橋。 当然。
鎌田も完全に消えていたので、変えるべきと思ったけどね。
古橋は、最初は1対1で仕掛けて、クロスを上げたりしていたが、途中から内に入り出して、機能しなくなった。
あれは、なんだ? 指示なのか?自分の判断なのか? 長友とのコンビネーションなんてなかったし。
後半は、オマーンのカウンターが鋭くて、危ない場面が何度かあった。
ゴール前でドリブルで1対1で侵入を許したりしていたからなあ。 酒井宏樹までやられていたのに、驚いた。
後半6分には、左サイドから侵入されて、中にクロスを入れられ、抜けて来たのを、長友がハンドでPKの笛を吹かれたけど、VARでハンドはなしになった。 助かった。 手を体側に着けていたので、実際ハンドではないんだけど、不利な判定なんてしょっちゅうだからね。
これで、日本に流れが来るかと思ったけどね。
そして、何回もカウンターを喰らい、点を取られなかったのは、ラッキーだったぐらいだ。
しかし、それも許してくれず、後半43分、右サイドを崩され、右足でクロスを上げられ、中央に入り込んだアルサビがダイレクトで合わせて、ゴール左隅に流し込んだ。
やられた。 やられてもおかしくない試合内容だった。

日本は反撃に出ようとするが、迫力が全然なかったな。
右サイドの酒井にボールが渡ったところで、フン詰まりを起こしていた。
酒井はフリーになることが多かったので、前でドリブルで運んでクロスを上げれば良かったのだ。
それを全くしなかったので、右サイドでボールが止まってしまった。

明らかに、酒井が不調だった。 守備も含めて。
とっとと交代すべきだったのだ。 何のために、室屋・山根と右SBを3人も選んでたんだ。
攻撃する時のためだろう。 伊東を交代した時に(それも間違いだったが)、同時に代えるべきだったし、少なくとも点を取られた時に、代えるべきだった。
そして、このまま、試合終了。

信じられない0-1の敗戦。
しかも、中身も完全に負けていた。
今まで、負けた時は、散々作った決定機を逃したのが敗因になっていたけど、この試合はチャンスすらほとんど作れていなかったからねえ。 大問題だよ。

オマーンの選手は巧かった。 驚いたね。
酒井や遠藤を抜いたりしていたので、それなら世界的なレベルかと言えば、さすがにそんなことはないだろう。
ということは、日本の選手たちのコンディション不良だな。
誰1人として、やれた選手がいなかった。 伊東が一番ましだったけど、いの一番に交代させられたからねえ。
岡田武史が、えっ伊東を代えたの?と言ってたからねえ。

まず、この敗因は森保監督の甘っちょろい選手選考だよ。

これが、今回の選手選考。
左CBを1人しか選ばず、SBを3人ずつ選んだ。 怪我とかあるんだから、各ポジション2人ずつが基本だよ。
そして、その内の長友が、無所属で試合に出てないからねえ。
しかも選んでるのが、佐々木とか訳がわからないし、室屋と山根も絞り切る決断も出来ていない。

そして、蓋を開けてみると、

板倉滉の負傷、守田英正と冨安健洋が移籍の関係で初戦に間に合わず、とCBとボランチが1人ずつしかいないという緊急事態になった。 話にならん。 慌てて、昌子を招集したけど、昌子は昨日ルヴァンで試合に出てるから、初戦には使えないからねえ。
ボランチとCBは、怪我は出来ないし、ファウルも出来ないし、途中交代も出来ないから慎重にプレーせざろうえない。
これは、森保監督が各ポジション最低2名ずつ選ぶという基本的なことを疎かにしたからだ。
そして、長友の起用はありえんだろう。 なんだ、試合に出てない選手でも出れるんだと周囲の選手が思う。
それが、甘い空気を作るのだ。 佐々木みたいな下手な選手でも、お気に入りだから選ばれるんだ。 そういうのが、他の選手たちに影響して、甘っちょろい空気を作り出すのだ。
全て、森保監督の甘っちょろい選手選考が原因。
そして、試合の采配も、いの一番の伊藤の交代や、酒井を交代させなかったことなど、ダメなことが多すぎる。
森保監督は、チーム作りはいいと思うけど、ゲームの采配は本当に下手だ。
思い切った決断が出来ないんだな。
五輪の時も出来なかったけど、それは変わらない。 恐らく変わる気もないだろう。
試合後のインタビューで、周囲への感謝の気持ちを執拗に語る。
周囲への配慮の気持ちが強いからだ。 それが、決断力を鈍らせる。
やるべきことより周囲への配慮を優先してたら、周囲に迷惑をかけるかもしれない決断など出来ないだろう。
岡田武史監督がカズをWCメンバーから外したり、西野監督がロシアWCで引き分け狙いに出たような決断は、森保監督には無理だ。
こんな監督の下では、際どい勝負で勝てないな。
監督交代を考えるべきだな。 アジア予選ぐらい通用すると思っていたけど、それも無理かもしれないとはな。

ちなみに、酒井宏樹の離脱が発表された。
オーバーワークによるとのこと。 だろうな。 やっぱし、おかしかったよ。

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