やったぜ、日本勝ち切る。 日本2-1コロンビア。

 いよいよ待ちに待ったロシアワールドカップ初戦、日本代表はコロンビアと対戦した。


出場メンバー。
これまでのテストマッチ3試合を見てのベストメンバーを起用してきた。 さすが、西野監督。
昌子と槙野はどっちがいいかは微妙だが。 槙野はファウルが多かったからな。
コロンビアは、ハメス ロドリゲスがベンチスタートだった。 怪我は本当だった。ブラフと思っていたんだが。

 いきなり、試合が動いた。
前半3分、アバウトなロングボールに大迫がDFともつれながら抜け出して、GKと1対1になるが、シュートを弾かれる。しかし、詰めていた香川がこぼれ球をダイレクトでシュート。サンチェスが手を出してボールを止めたため、PKを獲得する。
しかも、サンチェスが一発退場。 これが凄く大きかった。
そして、香川がGKの動きを見て、PKを落ち着いて決める。
待望の先制点。

 続いて前半15分、香川が敵陣を中央からドリブルで突破。 PA手前から左斜め前へパスを出し、走り込んだ乾がダイレクトでシュートを放つが、ヒットせず、外してしまう。 絶好のチャンスだった。
これが入っていれば、試合を終わらせることが出来たのに。
ほんと、日本人は1点リードの場面で、軽いシュートが多い。 メンタルがダメすぎる。

 その後、コロンビアがプレスに来ないので、日本がボールを支配する。
前半31分、クアドラードがなぜかOUTになる。 長友が完璧に抑えていたのが効いたのかな?
日本は緩くパスを繋いで、攻めが遅い。
追加点を奪うべきなのに。

 そして、前半39分、長友のクリアが高く舞い上がると、ファルカオが長谷部と接触して倒れ、ファウル。
ファルカオのファウルなのに、長谷部のファウルを取られる。
そして、FK。 
キンテーロが、ジャンプした壁の下を狙ったグラウンダーの技ありシュート。
川島がかき出す前にゴールラインを越えて、同点。
しょうがない。 川島が取りに行かずに弾き出そうと意図していれば、弾き出せたという解説もあったが、なかなか。
日本が、緩いパス回しでリズムがなくなり、一発で同点にされた。
厭な展開になった。
このまま、前半を1-1で終了。
1-0で逃げ切ろう、同点に追いつかれると、同点でもいいやという雰囲気になっていた。
せっかくのこんなチャンスを勝ちにいかずにどうする、と凄く歯がゆかった。

 後半、立ち上がりから日本は裏への縦パスを盛んに入れるようになる。
西野監督の指示かな。 さすがだ。
後半14分、キンテーロに替えて、ハメスロドリゲスを投入。
ブラジルWCでのコートジボワール戦、ドログバの投入で流れが変わったのを思い出したが、同じ過ちは繰り返さなかった。
後半25分、消えていた香川を本田に交替。
そして、後半28分、本田のCKを大迫が、頭で合わせて、勝ち越しに成功する。
点が取れそうで、取れなかっただけに、やっと取ったという感じ。
その後、コロンビアのファウルまがいのタックルを取ってもらえず、最後の10分は苦しむものの、なんとか逃げ切った。
やったぜ。
なんか、気分が盛り上がらなかったけど、俄然盛り上がってきた。
やっぱし、日本人選手達が必死に戦っているのを見ると、そして勝つと俄然盛り上がってくるな。

 引き分けで御の字と思っていたのが、勝ちだ。 これは、大きいよ。
グループリーグ突破が少し見えてきた。

 さすが、西野監督だ。 スタメン起用のメンバーといい、後半縦パスを入れて、積極的に攻めるよう指示を出したのは、さすがだよ。
以前、西野監督はもう終わった監督と思っていると書いたのを、謝罪しなければならないな。
ガンバファンなのに、西野監督のことをわかってなかったことになる。
マイアミの奇跡再現という雰囲気が少し出てきたよ、とも書いたので、許してもらおう。
コロンビア戦に焦点を当てて、たった3試合のテストマッチでチームを整え、そこに勝ちに行った采配は見事としか言いようがない。 
相手DFの退場というラッキーがあったとは言え、ベストを尽くした末に呼び込んだ運だし、それを活かしきったと言える。
就任当初は、オドオドしているように見えたけど、この試合前には、やり切った感が出ていた。
さすがだよ。 

 各選手については、また別途書こう。

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