三浦弦太が、過去最高のパフォーマンスでガンバに勝利を持たらす。 G大阪1-0広島。

 J1第6節、ガンバ大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦した。


出場メンバー。

なんと唐山がベンチに入った。 出番はなかったけど。
U-19日本代表候補のトレーニングキャンプに選出されたのに、チーム事情により不参加となっていた。
森下監督が「上の事情で」と言っているのに驚いたけど、本当にベンチ入りした。
それでも、U-19日本代表に参加すべきだったと思うけどね。
大体、トレーニングは、11日から15日までだったんだから。

さて、序盤は広島がボールを支配して、パスを回していた。
広島は、いつの間にこんなにパス回しが上手くなったんだ。 驚いたよ。
2018年に20得点を叩き出したパトリックを翌年外してまで、ボール支配を目指した城福監督の努力が実ってきているのに驚いた。 そして、相変わらず守備は堅いし、ボール奪取力がある。

結構ピンチもあったが、三浦弦太がヘディングでも足元でもペレイラを抑え込み、サイドから侵入してくる選手にも体を当て、ボールを奪っていた。 今年の三浦はいいぞと見ていたけど、今日ははっきりとよく見える。 凄いぞ弦太。

そして、三浦のプレーが攻撃陣にもいい影響を与え、前半途中から、ガンバもプレスを掛けれるようになって、攻撃を仕掛ける。
何度かチャンスがあり、特に前半38分、宇佐美がカットインして中央の倉田へパスを送り、倉田は縦にドリブルを仕掛けてPA左に進入すると、シュートを放つも枠の右に外れてしまう。
緊迫した試合になって来た。 どちらが先に点をとるか?そういう試合になって来た。
そして、前半41分、右CKから宇佐美が鋭いクロスを入れると、ゴール前でフリーの状態だった三浦が強烈なヘディングシュートをゴール左に突き刺した。
今年の三浦の守備でのヘディングがさらに良くなったのだが、それが攻撃でも発揮された。
今日は、三浦デーだな。
前半は、1-0で終了。

後半、広島は青山とハイネルを投入して来た。
そこから、広島がボール支配を奪い返した。 ガンバは時々カウンター。
後半19分、広島が藤井と東を投入すると、広島が一方的に攻め出した。
そこからは、ピンチの連続。
しかし、ガンバDF陣が体を張って、踏ん張った。
去年までなら、点を取られていたと思う。 しかし、頑張り切った。
GK東口がいるので、広島の選手がシュートを強烈に隅を狙いすぎて、決まらない。
東口が相当プレッシャーを与えていると思う。
それならと、広島はシュートを打てる所をさらに決定機になるようなゴール前のパスを通し出してきて、かなり危なかったんだが、小野がゴール前まで走り込んで、シュートブロックしたりとかで、何とか防いだ。
そして、このまま1-0で抑え切った。

後半、いいように攻められたのは、不甲斐ないけど、良く守り切ったね。
すべて、三浦弦太の頑張りによると思う。 あの三浦の守備を見て、皆が奮起し、三浦が自らの得点を上げたのを見て、今日は三浦を勝たせてあげないとと思ったんだと思う。
今年の三浦はいいなと見ていたけど、この試合が今まで見た三浦のパフォーマンスの中でベストだと思う。
三浦は、覚醒したんじゃないかな。
三浦のプレーを初めて見たのは、トゥーロン国際大会での五輪代表での試合。 特に良かったわけではないけど、合格点のプレーぶりだなと思った。 その後もいくつか見たと思うけど、それで自分は、リオ五輪代表に三浦を押した(こちら)。
その後、清水からガンバに来てくれて、ありがたいと思ったけど、ここまで成長するとはなあ。
こんなプレーが続けられたら、凄いことになる。
昌子と並んで、鉄壁を作れるよ。 もっともガンバの鉄壁は想像できないけど。 ハラハラがなくなるとは思えない。

難敵、広島に勝った。 最近は負けてばっかりのような気がするんだが。
これで、苦しみながら3連勝。 大きいね。
ガンバは、今後昌子の復帰とか小野のチームへの溶け込みとか上積みがあるからね。 さらに良くなるよ。

渡邉 千真もまずまず良かった。 先発は、苦しいと見ていたんだけど。
動いてのポストプレーが多かった。 巧かった。 その分、途中投入の時のようなゴールへの貪欲さはなかったけど。
身体を当てて、相手ボールを奪ったプレーなんか良かったね。 あんなプレーが出来るんだと驚いた。

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