ガンバ、再開後ベストの内容で逆転勝ち。 G大阪2-1大分。

 J1第5節、ガンバ大阪はホームで大分トリニータと対戦した。


出場メンバー。

また、3バックに戻した。
模索が続いているのか? 相手に応じて変えられる自在さを身に着けたのか?

ガンバが鋭い攻めを繰り出す。
前半9分、左サイドから宇佐美が鋭いクロスを入れ、アデミウソンが頭でそらしてシュートを放つが、高木に防がれる。
前半22分、アデミウソンがPA手前の左から低い弾道のシュートを放つが、高木の横っ跳びにセーブされる。
前半29分、PA右に侵入した高尾が、マイナスに小野瀬にパス、小野瀬は左足でダイレクトシュートを放つが、うまくミートできずに左に外れる。
いい感じのチャンスが続くが、決定機にまではなっていない。
すると、前半33分、田中達矢がスピードでラインの裏に抜け出して、ゴールライン際からクロスを入れると、渡が走り込んで豪快なヘディングシュートを決めた。 田中達矢に何度か裏に抜け出されていたのを修正できなかったのは、良くないな。
渡は、高尾の後ろからスピードに乗って、前に走り込んで頭に合わせた。 よくピンポイントで合わせたなという感じだ。
ガンバはカウンター一発でやられて、嫌な雰囲気。
しかし、すぐさま前半36分、PA中央で小野瀬がシュート態勢から切り返すと、岩田に倒されてPKを獲得。 これを宇佐美が、ゴール右に強いシュートを蹴り込んだ。 すぐさま同点に追いついたのは良かった。
前半は1-1で終了。

ガンバは、同点に追いついてから、前からのプレスが良くなって、一方的にボールを支配し出したね。

そして、後半3分、高い位置で宇佐美が斜め後ろからスライディングで羽田からボールを奪うと、アデミウソンにパスを送る。アデは右からカットインして左足で強烈なシュートを決めた。
前からのプレスで奪った得点。 しかも宇佐美が一人でボールを奪うとは。
これは、大きな進化だね。
この後も、ガンバのプレスが効いて、攻めるが追加点は奪えない。

後半18分、大分は、渡に代えて、藤本を投入。 この大学生のキレのあるドリブルに手を焼いた。
散々、ガンバの右サイドを蹂躙され、ピンチが続出する。
流れは、大分に。 ただ、大分のシュートが甘く、東口がきっちりキャッチして、防ぐ。
ヤバいピンチもあったが、2-1で凌ぎ切った。

いい感じで攻撃出来ていたのだが、何とか勝ったという内容になってしまった。
しかし、再開後ではベストの内容だろう。 きっちり逆転勝ちしたのもいいし。

MVPは、三浦にあげたいな。 ヘディングでほとんど負けてなくて、地上戦でもしっかりプレスして、知念に仕事をさせなかった。 今年の三浦はとてもいい。 昌子の加入が刺激になってるのかな? 気合もいい感じで入っているように見える。

実際は、宇佐美がMVPだろう。 しっかりPKを決めたし、スライディングでボールを奪い、アデのアシストをしたのは、素晴らしかった。 ただ、宇佐美はやって当たり前感があるからな。 ファンとしては。
今年の宇佐美は、精度の高い、鋭いピンポイントクロスが目立つね。 あのボールスピードで正確なんだから、技術は一級品だよ。 アデのヘディングシュート技術がかなり上がっているのも、鋭いクロスを入れるモティベーションになっているのかもね。

矢島が今日は良かったね。 ここ2試合散々だった、ボールを貰う動きが出来ていた。
DFの前でパスコースに顔を出す。 前を向けずに、ダイレクトでDFに戻したとしても、それでDFに余裕が出来る。
パスを捌くだけでもボール回しに流れが出来る。 裏に出せればなおいいが、それは横パスやバックパスを受けた時だね。
そして、たま~に前線に走り込んでいたし、チームとしてパスが流動的に動いた一因になった。

小野はまずまずかな。 チームのプレーに馴染んできたら、もっと良くなるだろう。
倉田と交替で使えるのは大きいね。
高尾は、不満だね。 パスの精度が落ちるし、判断は悪いし、大学生にやられるしで。
学卒で2年目なら成長しないと。 
昌子は、どうなってるのかなあ?

東口は、パントのロングキックは流石に正確だね。 パトリックの頭にほとんど蹴れていた。
昔から練習しているからだろうね。

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