J1第21節、ガンバ大阪はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦した。
ガンバは中3日ということで、選手を少し入れ替えた。
遠藤をトップ下に配置したダイヤモンド型の中盤。
立ち上がりは、ガンバが攻めていたが、広島が盛り返す。
そんな中、前半15分、中央で縦パスをアンデルソンロペスが、ワントラップして素早いシュート、右ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。 ギリギリじゃあしょうがない。 寄せが甘かったけど。
その後、ガンバはボールを支配するが、あまりゴール匂いはなかった。
このまま前半終了。
後半立ち上がりから、ガンバが攻める。
後半2分、今野のうまいフリックを藤春が受けて、左サイド深くからグラウンダーのクロスを供給。ニアサイドでアデミウソンがつぶれて、流れたボールに遠藤が合わせ、同点に追い付いた。
遠藤は、これでＪ１リーグでの通算得点を101点とし、藤田俊哉を突き放して、MF登録の選手では歴代単独トップに躍り出た。 これは、驚き。 PKとFKの得点が多いのかな。
ここから、さらにガンバは、攻勢を強める。
遠藤を中心に細かいパスのやり取りが増える。
ガンバのスタイルが戻ってきた。
後半15分、ゴール前抜け出したアデミウソンが、シュートを打つ瞬間倒される。
これは、ラッキーだった。
リプレイで見ても、微妙すぎてファウルには見えなかった。
微妙なら、普通は守備側に配慮されて、ファウルにならないのが、暗黙のルールなのだが。
アデミウソンがPKを蹴り、GK中林に触られるものの、ネットを揺らし、勝ち越した。
これで、勝てると思ったんだが。
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ガンバは、手を緩めない。
しかし、攻めるんだが、点を取り切ろうというわけでもなく、キープするわけでもない、どこか中途半端。
アデミウソンからファンウィジョ、後半36分、長沢から泉澤に交替、ここで守備的に切り替えるべきだった。
広島にカウンターを喰らいだす。
リードしているチームがカウンターを喰らってどおする。
そして、後半42分、アンデルソンロペスがペナルティエリア内でボールを受けると、相手をかわして、左足で強烈なシュートを放つ。ボールはDFに当たるも、ゴールに突き刺さった。 2-2。
何と言うことだ。
最後、攻め立てるも、このまま終了。 引き分け。
せっかく、PKという幸運を貰ったのに、自らそれを手放すという馬鹿さ加減。
せっかく、遠藤がリズムを取り戻し、ガンバらしさが出て来て、この勝ちで波に乗れそうな雰囲気があったのに、逃げ切る試合運びが出来なかった。
セレッソは負けたみたいだが、鹿島は勝った。 鹿島は負けそうにない。
残り13試合で、勝ち点差10。 これは、ギブアップに近いよ。
ゴール前のDFの寄せが甘々だった。
ファビオはどうしたんだろう。 ベンチにさえいなかった。
痛恨の引き分け。 痛すぎる。