ガンバ大阪、厭な流れ。 G大阪0-1鹿島。

 J1第2節、ガンバ大阪はアウェーで鹿島アントラーズと対戦した。


出場メンバー。

 やっとこさ、米倉が右SBに起用された。オジェソクは体調不良のようだけど。

 前半の前半は、ガンバが少し押していた。
セカンドボールを拾えていたので、良かったのだが、決定機は作れなかった。
しかし、前半の後半から、鹿島のマンツーマン気味のプレスがきつくなって、ボールを奪われるようになった。
そして、高い位置でボールを奪われ、両サイドバックの裏をつかれ、決定機を作られまくる。
前半36分には、前に出た藤春の裏にボールを出され、ペドロジュニオールの独走になりかけたが、東口が飛び出して、ペドロを倒して、イエローカード。 レッドでも文句は言えなかった。
その後も、ボールを奪われては、ショートカウンターから決定機を作られたけど、東口のファインセーブで凌いだ。
東口がエースFWみたいなもんだな。
Embed from Getty Images
前半は、0-0で終了。

 後半も、流れは変わらない。
ボールを奪われては、攻められる。
何とかしのいでいた、後半21分、ガンバの中村が長沢とのワンツーで裏へ抜け出しフリーに、右足でシュートを打つが、ポストを叩いた。
その後は、最後まで凌げるかどうかだったが、後半33分、 右サイドの深くからのスローインを鈴木 優磨がうまく反転して、ファビオを交わして、ゴール前に侵入。 低く速いクロスをニアサイドへ飛び込んだ金崎が蹴り込んだ。
あそこに侵入されたらどうしようもない。
ファビオは、優磨を軽く見ていたな。 軽いプレー。大チョンボだ。

 その後、ガンバは長澤を井出に変えたため、攻め手がなく、そのまま試合終了となった。

 恐れていた出だしだ。
クルピ監督は、まずは選手を見ること、と悠長なことを言っている。
キャンプから、あまりチームを組み立てている印象を受けなかった。
それなら、こういう結果もありえる。
この後、川崎・柏・FC東京と強豪が続くから、5連敗もありえる。
そうなると、下手したら残留争いに巻き込まれかねない。

 まず、一番の問題は、ボランチのボール奪取力のなさだ。
相手に当たれず、人の前に立っているだけなのは、守備とは言えない。
市丸、矢島と二人とも守備力の弱い選手を並べたら、とても守れる気がしない。
ボールを奪った地点から攻撃も始まるのだから、ボールを奪えなければ、いい攻撃も出来ない。
今野が戻ってこないことには、どうしようもないな。
もしかしたら、ファビオをボランチにして、菅沼をCBに起用することもありえるな。
もっとも、ベンチにいるのは、菅沼ではなくて、西野なんだが。

 米倉は、やっぱり攻撃力があるな。
ボールが来ても安心して見ていられる。
けど、ポジションが高すぎ。 監督の指示なんだろうけど。
アップダウン出来る選手なんだから、ちゃんと低い位置からスタートすべき。

 ファンウィジョは、ウィングの選手ではないな。
戻って、守備するということがない。
ツートップにするか、長澤とFW争いさすべき。
矢島は、ボランチとは思っていないんだけどなあ。
前で使うべき。 右ウィングに入れて見たら、どうだろうか。
彼は、五輪代表を見ていた印象では、機動力のある選手だ。
前にいて、動き回ってこそ力を発揮できる。
遠藤を中心に、倉田と矢島で動き回って、パスを繋いだり前に飛び出したりして、相手を撹乱するのがいいと思うんだが。
そして、後半から中村 敬斗を投入する。
遠藤は90分使うのではなく、70分くらいでいいんじゃないかな。 そこに全力を尽くす。
同い年の中村憲剛もそういう使われ方をするようになって、ベストプレーを発揮するようになった。 自分でもそう語っているし。

 クルピ監督の今日の選手交代は疑問だな。
ファン ウィジョ⇒福田 湧矢で、福田を前の方に置いたみたいだし、長澤⇒井出は何をやってるか、理解に苦しんだよ。
迷走しだしないか、心配だ。

 クルピ監督は開幕前のインタビューで、まず選手を見るけど、3月の移籍期限までに選手を獲得することはあり得る、と言っていた。 ブラジル人FWと守備的ボランチを連れて来て欲しいな。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする