荒島岳    2008/10/10

 福井県の100名山の荒島岳に登った。600に家を出たが、吹田ICに入ったら、いきなり事故渋滞に巻き込まれて、それを抜けるのに50分も費やし、ちょっとあせった。日没の530までに下山できるかどうか。大山で下山中に、真っ暗になった経験があるので、ライトは常備しているのだが、ライトもそれほどの威力はない。福井ICで降りて、大野市を通り過ぎ、林道に入った。中出登山口前に3-4台の駐車スペースがある。登山の準備をしていると、目の前を小型トラックが通り過ぎて行ったのだが、荷台に熊用の檻を積んでいたのには、びびった。おかげで、山道でガサゴソ音がするたびに、警戒して、口笛を吹いたりする羽目になった。

 じゃり道を20分ほど登っていく。途中で標識があり、そこから山道に入っていく。少し暗いスギの植林の中を登っていく。途中から少し明るい広葉樹の中の登りとなる。ガイド本やネットでは、何回か林道を横切るみたいに書いてあるが、林道に出会うことはなかった。やがて谷から尾根に出、視界が開けてきて、大野市街や部子山を見渡せるようになる。しばらく尾根を歩くと、谷が入り込んできて、それを横切ると、若いブナ林に出会う。しばらくして、分岐を左に急坂を1分ほど登ると、小荒島岳頂上だ。眼の前に、荒島岳が見える。素晴らしい眺めだ。他にも、四方にパノラマが開け、白山も見える。ここで昼飯を食べる。体調が悪く、時間がかかった。長距離ドライブの後、いきなり登るのは、どうも良くないようだ。これからは、5分でも10分でも休んでから登る事にしよう。

 少し下って、少し登ると、シャクナゲ平だ。また、少し下って、急坂を登る。ここがしんどい。ゆるやかになると、目の前に少し紅葉した荒島岳が見える。二登りして、頂上に着いた。頂上は広く、四方にパノラマが開けている。遠く、白山が見える。雲がかかっていたが、ちょこっと頭を出してくれた。白山は、登って素晴らしかったので、愛着がある。経ヶ岳や部子山も見える。経ヶ岳も良かったなあ。池の大沢湿原が特に好きだ。日没が気になって、15分ほどで、帰途に着いた。途中でまた左膝が痛み出したので、サポーターを巻く。効き目抜群である。駐車場に着いたのは、520頃で日没にかろうじて間に合った。

  大野市内の‘あっ宝んど’で温泉に浸かり、1時間弱体を休めた。これが良かった。帰りの高速で眠くなるかと心配したが、楽に帰れた。1030着。これくらいなら、温泉に浸かりさえすれば、日帰り登山できるとわかったのが、収穫であった。

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      林道からの登山口                 スギ林の登り

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      小荒島岳手前のブナ林         小荒島岳頂上から望む荒島岳

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           シャクナゲ平              尾根からの望む荒島岳

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             頂上              頂上から望む白山

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      頂上から望む南西の尾根            紅葉

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   下りから望むシャクナゲ平と小荒島岳     下りから望む大野市南の田畑

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