サッカー五輪代表18人を選んでみた。

 サッカー五輪代表の最終選考試合のA代表・ガーナ・ジャマイカ戦が終わった。
7月にホンジュラス戦・スペイン戦があるが、6月末には、サッカー五輪代表18人が発表される予定。
そこで、サッカー五輪代表18人を選んでみた。


候補メンバー。  *印は、オーバーエイジ。
システムは4-2-3-1。
五輪代表は昨年までずっと3-4-2-1を採用していたが、今年からやっと4-2-3-1にシステム変更した。
2列目に人材が多くいるので、4-2-3-1にすべきとずっと書いてきたけど、本番前にやっと4-2-3-1にしてきた。
ほっとしたな。

さて、18人の候補は、このくらいだろう。
最近の3試合に選ばれたメンバーに渡辺 剛と安部 裕葵を加えた。
「最近の3試合に選ばれたメンバーからほぼ18人を選ぶことになると思うけれど、他の選手が入る可能性もある」とのコメントがあったので、可能性があるのは、この2人かなと思う。

18人を選ぶのは、とても難しい。
そこで、まずベストメンバーを考えてみた。

異論が出るのは、左SBと左SHだろう。
DFは守備重視で考えたい。 その代わり、前の4人は攻撃重視で。
中山雄太、旗手怜央、古賀太陽の中では、守備では中山が一番だろう。
昨年末のメキシコとのA代表の親善試合で左SBの守備をまずまずやれていたので、中山が一番だと思う。

左SHは、三笘 薫と相馬勇紀が、熾烈な争いをしている。
Jリーグの活躍を見れば、圧倒的に三苫だけど、三苫は五輪代表では活躍出来ていない。 昔からずっとだ。
しかし、最後の最後のジャマイカ戦で中盤をドリブルで切り裂き、上田に絶妙なラストパスを通した。
レベルの違いを見せた。
また、2人は少しタイプが違う。 三苫はドリブラーで内に切れ込んでくる。
相馬はスピードがあり、内に切り込むことも出来るが、サイドで抜け出してセンタリングを上げるのが得意だ。
CFが背の高い点取り屋がいれば、有効だが、上田綺世はヘディングも出来るが、他のFWはそうでもない。
だから、三苫の方がチームにマッチすると思う。 微妙だが。
まあ、三苫の方がレベルが高いというのが、一番の理由。
あと、相馬の方が守備が上かもしれないけど、後ろの守備を固めた分、攻撃力が弱いので、前4人は攻撃力をより重視したい。

ここに残り7人を加えよう。
GK1人、CB1人、SB1人、ボランチ1人、2列目1人、FW1人、2列目も出来るFW1人の計7人。
中2日の試合が続くからで、グループリーグ3試合ともフル出場するのはありえないし、したらダメだ。
従って、左右の2ポジションに1人を加えて、計3人で2試合ずつのローテーションをして、フル出場を避ける。

そう考えて、選んだメンバー。

GKの控えに鈴木彩艶を選んだ。
森保監督が広島の選手を依怙贔屓するので、大迫敬介が選ばれると思っていたけど、ジャマイカ戦で鈴木彩艶が後半出て来たので驚いた。 安定感は未知数だが、実力は谷と双璧、ポテンシャルは圧倒的に一番だろう。
川口 能活がU-24日本代表GKコーチをやっているので、彼の意見が採用されているのかな。
監督と言えど、GKの専門家の意見は尊重せざろうえないんだろう。

CBの控えは、瀬古歩夢を選んだ。
町田浩樹、渡辺 剛との争いだけど、瀬古の実力が一番だと思う。 フィード力が一番だし、対人も引けを取らない。
あと、吉田も冨安も左でも蹴れるけど、彼らは右利きで、出来れば左CBがいい。 町田は左利きでok。 瀬古は右利きだけど、セレッソで左CBをやっていて、問題ない。
ということで、瀬古がいいと思うけど、彼は問題を起こしている。 一生、代表に選ばれることはないだろうと思っていたんだけどな。 それについては、最後に。

SBの控えは、橋岡大樹を選んだ。
旗手怜央、古賀太陽、菅原由勢との争い。 守備力では、橋岡が一番だと思う。 DFは守備重視で。
あと、両SBを出来るのが酒井だけ。 となると、酒井を休ませた時、右SBが必要。 橋岡か菅原となり、守備重視で橋岡。 菅原は、特徴がなくて、バランスがいい選手なのかな。 自分はあまり評価してない。
旗手怜央を選びたい気持ちはあるんだけどね。

ボランチの控えは、板倉滉を選んだ。
これには、異論がないだろう。 CBとしては力不足と見ている。 アルゼンチン戦で相手FWに1対1で2度負けたのを見て、こりゃダメだと思った。

2列目が難しい。
自分は、バルサBの安部 裕葵を選びたい。 度重なる怪我に襲われたけど、今は治って試合に出てるみたいだ。
実力的に4番手以上にいると思う。 動画を見た感じでは。 日本にいた頃は彼が左SHのレギュラーだと思っていた。
あと、三苫と相馬は左SHしか出来ないが、安部は、トップ下とFWも出来る(バルサBでFWもやっていた)。
横内監督が、他の選手が入る可能性もあるとのコメントをしたのは、安部のことが頭の中にあったのではないかな?
単なるメディア対策かもしれないが。
安部が無理なら、相馬か三好。 相馬になってしまうのかな? 同タイプを2人選ぶのは、不本意だけど。
食野が選ばれて欲しい気持ちはあったけど、ガンバでデビューした頃のがむしゃらさや勢いがなくなってしまった。
それがなければ魅力半減。 今それを感じるのは、林大地だね。

FWの控えは、前田大然と林大地を選んだ。
前田大然は、ロンドン五輪の永井 謙佑と同様、そのスピードとスタミナで前からの激しいプレスを期待できる。 点取り屋としては、物足りないが、動き回って、シュートチャンスが巡ってくることに期待したい。
あと、左SHも出来るのが大きなポイント。 2列目を休ませることが出来る。
もう1人は、林大地。 田川亨介との比較なら林大地かな。 林の方が本番に強いタイプだからね。
やってくれる可能性がある。

ということで、3戦のローテーションはこうなる。

上から1戦目、2戦目、3戦目となる。
全体のバランスまでは考えていない。 2つのポジションを3人で回す、回し方。
FWは、1試合フル出場は無理なので、前後半に分けて書いている。
上田は計1.5試合、前田が1.5試合、林が1試合になる。

どうかな?

そうそう、瀬古歩夢について。
新潮が問題記事を書いている。
これは、爆弾的事案だ。
3月下旬、日本代表およびU-24代表の活動で、
「外国人の入国を制限しているなか、“厳格な防疫措置”を条件に特別に実施が許可された国際試合において、コロナ感染者が発生した、という事実です」
〈検査(代表活動後3日目)が実施されず、Jリーグに出場していた事案が判明しました〉
「JFAが定めた“3日目検査”を怠ったのも、セレッソで陽性診断されたのも同一人物。DFの瀬古歩夢です」
「瀬古は試合後、単独で飲みに繰り出していたという話もあります」
瀬古のインタビューを聞いた時、ヤンキー臭を感じたんだけど、実際にそうなのかと思った。

これは、大問題だろう。
何とか揉み消したように見えるけど、JFAは大激怒しただろう。 下手したら、五輪中止につながりかねない事案だ。
または、代表活動の停止とか。
この話を知った時、今後瀬古は五輪どころか日本代表に呼ばれることは決してないだろうと思った。
それなのに、冨安の怪我があったとは言え、呼ばれたのには驚いたよ。
この事案があるから、町田になるかもね。

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