南野がリバプールでほろ苦デビュー。

 リバプールは現地5日、FAカップ3回戦でエバートンと対戦した。
南野は、4-3-3の1トップに入った。
いきなり、厳しいポジションだね。
さらに、ターンオーバーしていて、他の選手は若手や控え選手ばかりだった。

試合は、前半、ボール支配は若干リバプールが上回っていたようだが、決定機はエバートンの方が多かった。
決定機が4・5回あったが、シュートが悉くGK正面をついて、GKに防がれた。
後半、膠着状態に陥ったが、南野が交代で下がった後、18歳のMFカーティス・ジョーンズが豪快なミドルシュートを突き刺して、1-0で逃げ切った。

さて、南野のデビュー戦、1トップは厳しいね。
南野は動いてDFの間でボールを受けようとしたり、裏へ抜け出そうとしたりしたが、ボールがなかなか来なかった。
たまに、ボールが来てもボールが足に着かない感じだった。
結構ボールロストをしていた。
それで、途中から確実にトラップしてプレーしだして、スピード感が弱まったかな。

それでも3度ほど見せ場はあった。
左からのクロスをゴール前で頭で合わせれなかったチャンス、自陣からカウンターで高速ドリブルをしたが、途中で潰された場面、珍しく鋭い縦パスが入って、トラップして間を抜け出そうとしたが、止められた場面ぐらいかな。
ほろ苦デビューという感じ。

ボールがなかなか回ってこなかった。
信頼されてないのもあるだろうし、自分をアピールしたい若手ばかりだというのもあるだろうし、狭い所にいるので、パスを出しにくいというのもあっただろう。
その前に、マジョルカの試合を見ていて、相変わらず、なかなか久保建英にボールが回ってこないのにイライラしていたので、同じだなあと思った。 ただ、マジョルカの試合は見ていて、凄く退屈なのだが、リバプールの試合はスピーディーで技術もあって、面白かった。

地元での評価が気になるところ。
試合後にクロップ監督は、
「彼は並外れてスーパーで、間違いなく我々が求めていたような選手だった。彼はまだ把握していないチームで初陣を飾ったわけだが、二つのセッションを生み出した。試合の理解力、フットボールのスキル、献身性を示した。並外れていたよ」
と南野のデビュー戦に惜しみない賛辞を送っている。
どれだけ本気で言ってるかわからないが、まあまた、チャンスはまた来るのかな。

海外メディアやファンの辛辣さから言えば、酷評されるかと思いきや、それほどでもないみたいだ。
なんか、過剰に期待されていて、好意的なムードだ。
今のうちにそこそこのプレーを見せておきたい所だね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする