宇佐美 vs 内田。どちらも活躍したと言うが。

 ドイツ・ブンデスリーガ2部、フォルトゥナ・デュッセルドルフ対ウニオン・ベルリンの一戦。
前者の宇佐美貴史、後者の内田篤人がそれぞれ74分、75分にピッチに投入され、2人が活躍したというので、DAZNで見た。

 DAZNで何でも見れる。 いつでも。 見逃し配信で。 それが、ありがたい。
74分には宇佐美、その直後には内田が交代で投入され、ともに新天地でのデビューを飾った、とあったので、早送りして、そこから試合を見た。
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 77分、内田がエリア内右サイドで後ろからの縦パスを、前に押し流して、素早く振り向いて、裏に抜け出し、ゴール前へ速いグラウンダーのクロスを入れた。 相手DFは足を延ばすのが精一杯で、ボールが足に当たってそのままゴールに入った。 DFが触らなかったら、FWが詰めていたので、触るだけでゴールが取れていた。オウンゴールとは言え、完全に崩したゴールだった。
内田やるね、というゴールだった。

 一方宇佐美は、84分、左サイドからのクロスを相手DFがヘディングで跳ね返したが、それを待ち構えていた宇佐美が、右足でダイレクトに振り抜いて、鋭いシュートを決めた。
ヘディングの浮き球を、正面に入り込んだので、体を倒すのではなく、うまく抑えて鋭いシュートを打てたな、さすが宇佐美というゴールだった。
それに、宇佐美は相手DFのヘディングクリアが来そうだなという所に、ポジションを取った。
見ていて、完全に予測して動いたな、というプレーだった。

 二人の点とも、二人の技術で取ったというゴールだった。
それはいいんだが。

 15分くらいの短い時間だったが、それなりに二人がボールに触るプレーが見れた。
宇佐美は、右サイドで、少しドリブルもあったが、簡単にはたくプレーが多かったかな。
ニアにいいクロスを入れていたが、味方がいなかった。
全体的に、いい感じだった。

 問題なのは内田。
右サイドハーフで出た。
最初の得点に絡むプレーは良かったが、その後2度ほど後ろからのパスを相手DFに潰されていた。
味方からのパスもアバウトで下手糞なパスと思ったが、フィジカル的に苦しくも見えた。
そして、90分、内田はパスを受けて、DFを交わそうと、少しボールを動かした。
そこを激しくプレスされ、苦し気に横に出したパスをかっさらわれ、そのボールをドリブルされ、ミドルシュートを決められた。 失点に絡む痛いプレー。 これは、評価を下げただろうな。
日本の記事には、一言も書かれていなかったが。
久し振りのプレーでまだまだなのか、フィジカルプレスには厳しいのか、右サイドハーフが苦しかったのか、少し不安な出だしと感じた。

(追記)
宇佐美は、監督に左右どちらのサイドでも行けるだろ?と聞かれて、どちらも練習したみたいだね。
今回は、右サイドだったので、内田と向かい合う形にはならなかった。
この際、宇佐美は右サイドで使われた方がいいんじゃないか。
代表の左は、原口で決まりだから、右サイドの方が、勝負できる。

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