U-21日本、安定の勝ち。 日本1-0UAE。

  U-21日本代表は、インドネシアで開催されているアジア競技大会の準決勝でUAEと対戦した。


日本の出場メンバー。

 中1日で先発4人を変更した。
本当は、三苫と三好も使いたかった所。 三好はわかららないが、体調管理失敗は大失態だよ。
岩崎・旗手・前田を休ませられなかったのは、韓国戦に大痛手になるだろう。
UAEは、4-1-4-1かな?

 UAEは、単純なロングボールで攻めてくるのみで、あとは守りを固めてきた。
前半は、0-0狙いみたいだった。
日本は、左サイドの遠藤の突破からチャンスを掴んでいた。
前半24分の岩崎の左サイドからのクロスからの旗手のヘディングシュート。
前半37分の遠藤の左サイドからのクロスからの前田の足ではなくダイビングしてのヘディングシュート。
前半43分の遠藤の左サイドからのクロスからの岩崎のダイレクトの左足でのシュート。
すべて左サイドから、準決定機を迎えたが、決められなかった。
前半は0-0で終了。
ほとんどピンチはなかったので、安心して見ていられた。

 後半も似たような感じ。 多少、UAEが攻めてきたが。
日本はチャンスをどんどん作る。
後半14分、渡辺のパスを受けた旗手が反転し、ペナルティエリア手前から右足でシュートを放つが、枠をとらえられない。
後半20分、渡辺のパスを上田がポストプレー、裏へ小さなスルーパス、抜け出した前田がGKと1対1になるが、シュートを外してしまう。
これが、決めなければいけない一番の決定機だった。 渡辺はさらにゴール前に走り込んでいて、悔しがっていた。
そして、後半33分、左サイドからのクロスをカットされ、繋がれた所を渡辺がスライディングからボールを奪い、すかさず立ち上がって、左へ体を捻りながら鋭いパス、前へトラップした上田がフリーで落ちついて右上にシュートを決めた。
待望の特点。
こう書くと、3連続でボランチの渡辺がチャンスに絡んだことがわかる。
渡辺が積極的に勝負に出ていたのだ。 素晴らしいね。
前の試合で終盤までキビキビ動いていて、スタミナあるな、という感じで見ていたのだが、イマイチボール奪取力のない守備的ボランチと見ていたのだが、今日は、やってくれたね。 これぐらい出来たのか、成長したのか、わからないが、ぐ~んと株を上げたよ、渡辺 皓太は。
後は、個人技の大してないUAEの攻撃を抑えて、逃げ切った。

 まあ、接戦といえば接戦だが、アンラッキーゴールが入らない限り、勝てるなと落ち着いて見られる試合だった。
勝因は、遠藤が1対1でほとんど勝って、左サイドからチャンスを量産したこと。
そして、後半の渡辺 皓太の頑張りだね。
DFは、Jリーグに出ているだけあって、安定しているよ。 この世代のDFは、ハイレベルな選手が多い。 多すぎるくらいで勿体ないな。
ま、韓国を抑えられたら、本物なんだが。

 最後に、またまた上田のインタビュー。
マレーシア戦の決勝ゴール後のインタビューで「FWはシュートを打つのが仕事なので、点を決めるのが仕事なので、いくら外しても打ち続けなければならないし、入るまで打ち続けなければいけないポジションなので、いつかは決めるという強い気持ちを持って、この大会臨んでいます」と、大きな苦悩の末に悟りを開いた人のようコメントで、驚いたのだが、
今回も「どれだけじれずに、自分の仕事を見失わずに、試合の中で冷静に自分の仕事が出来るかという風に見ていました。」
日韓戦に向けて、「相手が誰であろうと、自分のプレーは曲げないですし、自分のやることは一つなので。 韓国でも自分たち負ける気しないですし、相手に当たって、勝てる自信を持って、決勝を迎えたいとおもいます。」
これは、力強いコメントだ。 いいね。
相手に当たって、という言葉の後、少し間が空いて、当たって砕けろという気持ちで・・・と続くかと思ったら、勝てる自信を持ってと言葉が続いた。 咄嗟にコメントを変えたのかどうかは、わからない。 しかし、いいね。
この選手は、絶対着実に成長する。 そういう選手だよ。 急成長するのか、時間がかかるのかは、わからないが。
今は、スペシャルなプレーをする選手ではない。 前田の方がよっぽどスペシャルだ。 しかし、将来が楽しみだ。
本田・長友・岡崎と若い頃は大した選手ではなかった。 しかし、考える力で精神の力で一流プレイヤーになった。
サッカー選手は、才能だけではなく、心が大事なんだなと気付かされた。 上田もそういう選手だと思う。
上田が大学生なのが勿体ない。 特別指定選手でJ2ぐらいでプレーして欲しいね。 そうしなければ、五輪には間に合わないよ。
J1でFWを張るのはまだ無理だけど。

 そうそう、初瀬が解説の早野さんにやんわりと酷評されていた。 仰る通りと聞いていた。 サイドハーフでは使えない。
代表からは一旦外すべきだね。 なんのつもりか、ハリルホジッチが日本代表にまで呼んでしまったから、本人が勘違いしている可能性が高いよ。 一旦外して、ショックを与えて欲しい。

 さて、決勝の韓国戦。
イラン・優勝候補のウズベキスタン・ベトナムと強豪を破って来た力は抜けているのだろう。
ソフンミンとファンウィジョがいるからね。 他のU23の選手のレベルがわからないんだが。
激戦を戦って来た疲労度がどれぐらいあるのかが、勝負の分かれ目かな。
そういう意味では、前半どれだけ耐えれるかが、ポイントになる。
必死になって来る韓国をいなせるといいんだが。

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