日本代表、別次元の中島翔也で勝つ。 日本 1-0 ボリビア。

 日本代表は、キリンチャレンジカップでボリビア代表と対戦した。


日本の出場メンバー。
森保監督の事前の発言通り、先発メンバーを総入れ替えした。
誰がどれだけ出来るか、試される場だ。

前半、乾を中心に日本が一方的に攻める。
まるで、アジア相手の試合みたいになった。 ただ、守備は遥かに固かったけど。
ただ、乾がプレー精度に欠いた。
前半23分、香川からフリーでパスを受けた乾は、中へ切れ込んでシュートを放つが、GKの正面ではじき出されてしまう。
絶好のチャンスで決めきれなかった。
先発で一番レベルの高いプレーをしたけど、今日は精度を欠いた。 というか、ロシアWCがピークだったな。

そして、段々チャンスも作れず、停滞感が出てきて、前半終了。

後半、監督の指示を受けてどれだけ修正出来るかが、このメンバーに問われることだった。
しかし、後半も変わらなかったな。
いつ選手を変え始めるかな、早めに15分くらいから変えた方がいいと見ていたら、後半16分の宇佐美⇒堂安を最初に攻撃の選手を次々に変えた。 残り15分では、レギュラー攻撃陣でも1点取れないかもしれなかったからね。
後半17分、中島が入って、相変わらずの別次元のプレーを見せた。
最初の内は、ドリブルが取られることもあったが、パスにドリブルに自在のプレーを見せる。
そして、後半30分、堂安・南野・中島とパスを繋いで、中島はPA左で切り返して、DFの股下を通すシュート、GKのニアをぶち抜いた。
ニアにシュートコースなんかあったかなと思ったが、股下を通したとは。 さすがだね。
後半33分にも、中島は、PA手前のから意表を突いて左足でコントロールシュートを放つ。これはクロスバーに阻まれたが。 まあ別次元だね。
コロンビアも先制されたものだから、攻撃に出ようとしたが、レベルが低く、逆に日本にカットされて、カウンターが面白いように出来るようになった。 しかし決めきれず、このまま1-0で終了。

 まあ、別次元の中島翔也のプレーで勝ったなという印象だった。
日本がロシアWCよりレベルアップしたという印象を受けたのは、中島の存在分だった。
中島の存在分、日本は強くなった。
中島もロシアWC前は、ここまでのプレーは出来ていなかった。 ロシアWC後に何があったか知らないが驚異的な進歩を遂げたのだ。
精神的な部分かもしれないが。

 さて、先発選手たちについて。
守備陣については、守備の見せ場がなかったので、何とも言えないな。
安西は、ぼちぼちかな。
畠中は、フィードに定評があるということだったが、堅実なパス回ししか見せなかったな。
安定感はあったので、そこは良かったが。
三浦は積極的にやろうとしていたが、そこまでではなかった。 まあまあ。
西は、攻撃力はないな。

橋本は、相手の攻撃の芽を激しい寄せでことごとく摘んだ。 ほとんどファウルになって。
激しい寄せは持ち味を出して素晴らしかったが、ファウルではなあ。 ゴール前ではやらなかったから、いいんだが。
小林はぼちぼちかな。

乾は、中島に次いで巧い。 これは言える。
宇佐美にはがっかりした。 走れるようになったという話で期待したんだが、相手が攻めてこなかったので、その機会が一度しかなかった。
攻めは、相変わらずだった。 足元で受けるプレーが多すぎる。 そして、いざ足元で受けると、相手に詰められて、勝負出来なくて、後ろに戻すことが多かった。 ほとんど見せ場がなかったな。 カットインするのが見え見えで、それを警戒されて、動けない。 縦に抜けて、センタリングを上げればいいのに、右利きなんだからと思うのだが。 点を取りたい気持ちが先走るのかね。
香川は、オールドスタイルのトップ下に終始した。 若い頃は狭いところで受けて、シュートするのが得意だったのに。
今は、南野の方が、それが出来ている。 香川が若いころ得意だったプレーは、昔の日本代表にはフィットしなかった。
今ならフィットするのに、逆に今香川がそのプレーが出来なくなった。 皮肉なもんだね。
鎌田には、ワントップは酷だな。 トップ下の選手だろう。

大迫の前は、岡崎がワントップだった。 岡崎もポストプレーが大して出来ていたわけではない。
岡崎の役目は、ポストプレーではなく、前からの守備と点を取ることだった。
このタイプのプレイヤーのワントップなら、トップ下は今の香川みたいな司令塔タイプがいいと思う。
FWと左右のウィンガーに点を取らせるためだ。
ワントップが、大迫みたいにポストプレーが出来れば、今度は周りが点を取る役目が強くなって、南野みたいなタイプがトップ下がいい。
ということで、大迫がいない時は、昔の岡崎-香川みたいなライン(これにも不満が残るが)が出来ればいいのだ。
ワントップは難しいね。 何か出来ないと。
ポストプレーが一番オーソドックス。 それかスピード系だろう。 しかし、そのスピード系の成功例はあまり思い浮かばないが。
何にしろ、大迫の控えのワントップは見つかっていない。
鈴木武蔵に可能性を感じたが。

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コメント

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