日本代表、惜しくも負ける。 日本 0-1 コロンビア。

 日本代表は、キリンチャレンジカップでロシアワールドカップで勝ったコロンビア代表と対戦した。


日本の出場メンバー。
今回呼んだメンバーでは、ベストの選手達を先発に使った。
コロンビアもファルカオやハメスロドリゲスを筆頭に欧州で活躍する選手たちが出てきた。

 前半、日本は前からのプレスが効いて、ボールを奪うことが出来て、かなり一方的に攻めた。
中島 翔哉のドリブルは、相変わらず異次元で取られない。 彼のドリブルからチャンスを作り出していた。
日本をワンランクアップさせていたのは、彼の存在、彼のいなかったアジアカップと比べて明確だった。
前半、日本のシュート数は9本と圧倒していた。 それでもミドルシュートが多く決定機は作れていなかったかな。
一方、コロンビアは前半4分、ボールを奪ってカウンター、ハメスが左に素早く展開して、グラウンダーのクロスをダイレクトで入れられて、走り込んだFWにスライディングシュートを打たれるが、バーに当たって助かった場面があった。
それぐらいだったかな。
押していた前半でリードを奪いたかったところだけど、その内、入るだろうという感じで見ていた。

 ところが、後半一変する。
球際の所で、イーブンボールをコロンビアに取られだす。 フィジカルの差が表れたな。
日本が、かなり押し込まれるようになった。
コロンビアが中島の背後にボールと選手を集めて、攻めてきた。 中島が攻めることが多いので、背後にスペースが出来る。
そこを狙っての戦術。 さすがだね。
都並と北沢の解説。 朝日TVの解説陣とは雲泥の差。

 そして、後半18分、サパタがペナルティエリア内からシュートを放つと、ブロックに入った冨安の手に当たってPK。 ビデオを見たが、サパタの所に冨安が手を後ろに回して突進、サパタがシュートを打とうとするのを見て、体を捻って、背中を向けた。 その時、少し肘が体の幅の少しだけ外に出た?ところにボールが当たったのだ。 勿論故意でないのは明らかだし、肘が体の幅の外側に出ていたかも微妙だった。 あれで、PKを取られたらDFは可哀相すぎる。
初め手を後ろに回していたし、シュートを打たれる瞬間、体を背けるのは安全上当然の行為。 手も体側を離れていなかった。
ハンド対策として、冨安は完璧なプレーをしていた。 あれでハンドはないよな。
そのPKをファルカオが決めた。 東口もボールに触ったんだけどね。
あれを弾きだしていたら、信頼を勝ち得ていた所だったのになあ。 東口のプレーは全体的にまずまずという感じかな。
但し、特別感はなかった。 絶対取らせないという迫力は出ていなかったかな。
キックもまずまずだった。

失点直後の後半20分、鈴木武蔵に代えて、香川を投入。
鈴木武蔵は、初めての割にいいプレーをしていた。 ポストプレーもボールを納めるまでは出来なかったけど、ルーズボールになるぐらいまではコロンビアDF相手に奮闘していた。 ワントップの可能性を感じたよ。 
札幌で好調なだけはあった。 札幌でのプレーはがらっと変わったと感じたからねえ。 新潟でもなかなかレギュラーを張れない選手というイメージだったけど、長崎・札幌と移籍して、変わったね。
この後、乾・小林と投入されて、また日本が盛り返した。
ボランチが二人とも攻めに出たので、最後日本がかなり押し込んだんだけど、同点には追い付けなかった。
このまま、0-1で終了した。

 さすがに、コロンビアは強かったね。
フィジカルは強いし、技術も高い。 そのコロンビアと互角にやりあっていたのだから、日本も強くなったんだけど。
ただ、あの不運なPK判定がないガチンコ勝負の決着を見たかったよ。
それでも、同点に追いつくのが強いチームなんだけど。

 日本は、中島翔也が別次元だったな。
他の選手は、皆まずまずじゃないだろうか。
室屋は、成長しているね。 守備でも攻撃でも。 酒井宏樹に追いつくのは至難の業だけど、控えとして十分なレベルにまで来ている。
佐々木 翔は、攻撃力がないので、あまり好きではないけど、高さを生かした守備で奮闘していた。
冨安は、いいねえ。 安定感が抜群だ。 あのPKも悪くなかった。 DFの対応としてはベストのプレーだった。
20歳にして、レギュラーCBだよ。 吉田と昌子の次かなと思っていたけど、ほぼ並んでいるね。 パス能力が少し劣るぐらいかな。
山口蛍もまずまず。
なんか、皆まずまずとしか言いようがないな。 点が入らなかったから。 それでもプレーはまずまず良かったから。

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