日本代表、ベルギーと緊迫した戦いも惜敗。 日本0-1ベルギー。

サッカー日本代表は14日、ベルギー・ブルージュで国際親善試合のベルギー戦に臨んだ。


先発メンバー。
中盤を逆三角形にして、山口蛍をアンカー、長澤をインサイドハーフとして初起用した。
前から積極的にプレスに行こうという布陣。 長澤がどれだけできるのか、興味がもたれたところだ。

 日本は、試合開始から積極的に前からプレスをかけた。
奪ったボールを右サイドの浅野に展開、何度かチャンスがあったが、センタリングの精度に欠いた。
浅野って、まだまだ下手糞だな、と感じた。 もうちょっと成長してくれないと。
ま、スピードがあるから、チャンスを作れるんだけけど。

 ベルギーも何度かカウンターからチャンスがあった。
緊迫したいい戦いが続いた。

 そして、前半40分、右サイドで井手口のFK。 吉田にドンピシャだったが、ヘディングシュートは、枠を超えた。 前半一番の決定機だった。

 このまま、0-0で前半終了。

 後半も、同じ様な戦いが続いたが、徐々にベルギーの攻撃力が上回って、受け身になってきた。
後半17分、長澤OUT⇒森岡IN。
そして、後半27分、シャドリが左サイドの敵陣中央からドリブルを仕掛ける。軽快なタッチで次々とかわすと、ペナルティエリア左に進入、ファーのルカクにクロス、頭で押し込まれた。
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そこまで、ドリブルされていなかったので、少し虚を突かれた感じはあったが。
抜かれたのは、久保と森岡と吉田。 久保と森岡のDFが緩かった。
交替で出て来て元気なのに、緩慢な動き。 山口蛍の邪魔をしたくらいだ。 この二人の守備はダメだな。
原口ならこんなことはさせない。 やっぱり森岡はダメだな。 攻撃は成長を感じるが、スーパーではないからね。 森岡は2本CKを蹴ったが、緩いボール。 ベルギーの方が背が高いんだから、速いボールを入れないと、可能性がない。 その点もダメ。 
失点と得点は等価。 失点の原因となったら、得点を取らない限り、取り返せないからね。

 そして、後半32分、一番の決定機を迎えた。 日本は、ルーズボール気味のボールをヘディングでつないで、カバセレのクリアミスを突いて、杉本が抜けだしてフリー。
3対1の絶好機を迎えるが、杉本が遠めからシュートを打ってしまい、GKに触られてしまった。
もっとドリブルで持ち出せば、もっと至近距離でシュートを打てたし、それが苦しくなっても並走していたフリーの原口へパスも出せた。
何とも勿体ないプレーだった。 冷静さを欠いたね。

 そして、このまま0-1で試合終了。
惜しい試合だった。 引き分けには持ち込みたかった。
それでも、手応えはあったかな。
中盤が主体となって、特に井手口が主体となって、前から激しくプレスをかける。
そして、奪った所から、ショートカウンターを繰り出す。
そして低い位置でブロックする時間も作る。
この戦い方。 世界相手だとこの戦い方だね。
そして、これでイケソウという手応えを掴めた2試合だった。
ベルギー戦は、ブラジル戦の反省をフィードバック出来たし。

 この2戦で一番の成長が見られたのは、酒井 宏樹かな。 守備の盤石さには驚いた。
ネイマール、シャドリ相手に決定機を作らせなかったからね。 大したもんだ。
槙野もやれた。
長澤も初めての代表なのに、合格点のプレー。 しっかりフィジカルコンタクトするプレスが出来ていたのが、いい。
今や、フィジカルコンタクトするプレスは、日本の中盤の必須条件だと思っている。 あと、攻撃でプラスアルファーを見せれるか。
慣れたら、出せるかどうかだね。

 井手口の運動量に益々磨きがかかってきた。
テレビ画面で、ほとんど、井手口が目に入ってくる感じだからね。
ブラジル戦でトップ下を経験し、戦術のバラエティーも増やした。
山口蛍のアンカーもこのベルギー戦で何とか目途をつけた。

 これで、中盤で長谷部、山口蛍、井手口、長澤の4人に目途が着いた。
3人だとギリギリで怪我人のリスクがあったのだが、これでイケソウ。 後、今野も調子が戻れば、イケるかな。
後は、攻撃力があって、少しフィジカルプレスのできるMFが交代要員として欲しい。
香川がダメ。 今回で森岡もダメ。 小林 祐希に一番可能性を感じるんだが。

 あと、ハンブルガーSVの伊藤達哉を試して欲しいね。 右ウィングで。
久保の代わりに。
ダイジェストでしか見てないけど、キレキレのドリブルは凄い。 乾を上回るんじゃないか。
守備はダメだろうから、1点が欲しい時の切り札として。

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