J1優勝に必要な得点から優勝争いを考えてみる(2)。

 前回、記事「J1優勝に必要な得点から優勝争いを考えてみる(1)」で、J1優勝に必要な得点データを示し、各チームがどれだけ得点が取れるか、各選手の得点を見積もり、その総和から求めた。

前回、FC東京・浦和レッズ・名古屋・ガンバ大阪について求めたけど、今回は、川崎・横浜FM・神戸・鹿島の4強について。

まず、鹿島アントラーズ。

過去2年間の選手の得点数とそこから予想される2022年の得点数。
灰色は、移籍でいない選手。
2ゴール以下の選手のゴール計は、大体10くらいだ。 どのチームも平均10くらいになる。
だから、3ゴール以上取れる選手をリストアップして、彼らが何点取れるか予想して、合計すればチームの得点数になる。

鈴木優磨の復帰は大きい。 上田 綺世・エヴェラウド・鈴木優磨の3人のFWは強力。
エヴェラウドは少しは復調するだろうからねえ。
荒木 遼太郎・土居 聖真・カイキ・アラーノのMF陣も得点実績があるからねえ。
合計が72というとても高い点数が出た。 勿論、うまくいってだが。

次は、ヴィッセル神戸。

古橋 亨梧・ドウグラスが抜けた穴はさすがに大きいかな。
大迫 勇也、武藤 嘉紀またはリンコンがもっと得点を取るかなあ? 大迫・武藤は年齢も上がってるしなあ。 こんなもんと思うけど。 となると、昨年からそんなに増えないで、63点ぐらい。

次に、横浜Fマリノス。

前田 大然とオナイウ 阿道の抜けた穴は大きいと見てたんだが、アンデルソン・ロペスを獲得した。
それでも、カバーしきれないんじゃないかな。
総得点は67と、昨年の80から随分減るのでは?

最後に川崎フロンターレ。

三笘 薫と旗手 怜央の移籍は大きいけど、そこまで点を取っていない。
このチームの強みは多くの選手が点を取ることだね。
だから、昨年からあまり減らなくて、総得点は74。

まとめると、

注:実際の得点はオウンゴールで数点増えている。

2022予想は、楽観的な得点で実際にはもっと減るだろう。
しかし、これくらいのポテンシャルがあるんじゃないかと思う。


順位ごとの平均得失点(2015~2021)
注:2021年のデータは、38試合を34試合に換算した値

選手による得点能力だけから考えると、
川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸 の順かなあ。
あと、ガンバ大阪、浦和レッズ、名古屋グランパス、FC東京 と続く。

優勝と考えると、70点が必要だけど、今年は海外移籍で戦力ダウンしているチームが多いので、総得点は減ると思う。
それでも、65点以上必要で、川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスに絞られるのかなあ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする