J1の過酷な残留争いを占う。

 J1の残留争いが過酷になって来た。
フライデーナイトで、ガンバが勝って、17位から14位に浮上したと思ったら、他の下位チームも勝ちまたは引き分けで、ガンバの順位も17位に戻ってしまった。

27節終了後の順位表分析。

V・ファーレン長崎まで頑張っていて、最後の最後までどこが降格するか分からなくなってきた。
下位チームのここにきての頑張りが目立ってきて、残留ラインが例年より高くなってきている。
長崎も例年なら、残留出来る勝ち点のペース。 1試合平均勝ち点1を取れていれば、残留出来た。

過去はどうかと言うと、
J1が18チームになった05年以降の15位と、16位の勝ち点。
◆05年 15位清水エスパルス(39)16位柏レイソル(35)
◆06年 15位ヴァンフォーレ甲府(42)16位アビスパ福岡(27)
◆07年 15位大宮アルディージャ(35)16位サンフレッチェ広島(32)
◆08年 15位ジェフユナイテッド千葉(38)16位ジュビロ磐田(37)
◆09年 15位モンテディオ山形(39)16位柏レイソル(34)
◆10年 15位ヴィッセル神戸(38)16位FC東京(36)
◆11年 15位浦和レッズ(36)16位ヴァンフォーレ甲府(33)
◆12年 15位アルビレックス新潟(40)16位ヴィッセル神戸(39)
◆13年 15位ヴァンフォーレ甲府(37)16位湘南ベルマーレ(25)
◆14年 15位清水エスパルス(36)16位大宮アルディージャ(35)
◆15年 15位アルビレックス新潟(34)16位松本山雅FC(28)
◆16年 15位アルビレックス新潟(30)16位名古屋グランパス(30)
◆17年 15位サンフレッチェ広島(33)16位ヴァンフォーレ甲府(32)
残留にもっとも勝ち点を要したのは2012年の新潟で「40」だった。 2012年はガンバが降格した年だな。

そこで、残留ラインを勝ち点40とした場合、どういう感じになるのか、グラフにしてみた。

下位4チーム、ガンバ・レイソル・鳥栖・長崎の総勝点・総得失点差の推移。
残留ラインは、1試合当たりの勝ち点「1.18」だ。 それで、34節で勝ち点40になる。

ガンバ・鳥栖・長崎は、ここ数試合の好調ぶりが目立つ。
レイソルは最近不調なのかなと思っていたけど、16~19節で4連敗した以外は、同じペースで勝ち点を稼いでいる。
レイソルはこのままの調子でいけばいい。
鳥栖も、6~12節で7連敗した以降は、5勝3敗7分といい。
ガンバ・長崎は、好調を維持できるか微妙だ。 
これは、ガンバにとって過酷な争いだなあ。

さて、残り7試合。
ガンバ・レイソル・鳥栖は、勝ち点40を達成するには、3勝3敗1分または、2勝1敗4分が必要。 結構厳しい。
長崎は、4勝2敗1分が必要。 これは無理っぽいな。 長崎が残留するには、残留ラインが下がって来ないと苦しい。

下位チームの話をしたが、9位のヴィッセル神戸以下は十分降格する可能性があると思う。
勝ち点差は6。 優勝争いの分析で、よく残り試合数分の勝ち点差なら逆転できると言うしね。 
特に、ヴィッセル神戸は、監督が代わって、サッカーも変わるだろうから、現実的な采配を揮えないと、連敗する可能性がある。 外人監督だから、モティベーションを高めるのに失敗する可能性も結構高いと思う。 残留争いは精神力が問われるからねえ。

ここで、ちょっと無理気味だけど、降格予想をしておこう。
18位:V・ファーレン長崎、17位:柏レイソル、16位:ヴィッセル神戸

V・ファーレン長崎は、色んな意味でやっぱり厳しい。
柏レイソルは、残りカードが上位チームが多くて、厳しい。
ヴィッセル神戸は、大穴予想。
16位は、波乱含みかな。 ただ、J2は町田が優勝・準優勝して、残留確定する可能性が結構あると思う。
そこらあたりの今後の展開も面白い。

 今週のガンバTVで、こんなエピソードが紹介されていた。
清水戦後、人がほとんどいなくなったグランドに宮本監督が現れ、わざわざ左右のゴールポストに触れに行っていたのだ。
(試合で、清水の立川の強烈なシュートを左ゴールポストが弾き返していた。 右ポストの当たったのもあった。)
戻って来たのを、ガンバTVが「ゴールポストにお礼ですか?」と問うと、例のきりっとした顔で、「ご挨拶をちょっと」と答えていた。
これには、驚いた。 超理論派の監督がこんなことをしているなんて。
でも、それだけ必死な思いが感じられて、これはイケルぞと思った。
宮本監督は、やっぱりいい。
このエピソードは、この記事でも他の例と共に紹介されていた。
現役の頃からそうだったとは。 そういう所が、チームをまとめる影の力になっていたのかもなあ。

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