ガンバ、アグレッシブに戦う。 G大阪2-0広島。

 J1第15節、ガンバ大阪はホームでサンフレッチェ広島と対戦した。


出場メンバー。

久々の3バック。 片野坂監督はミラーゲームが好きみたいだな。
ベテランはターンオーバーをしてきた。
それにしても、ワントップが坂本一彩なのは苦しいな。

予想通り、序盤は好調広島が押して来た。
ただでさえ、苦手なイメージがあるので、勝てる気がしない。
ところが、序盤を過ぎると、ガンバもビルドアップが出来始めた。
巧い小野瀬がいるのが大きいな。 あと、右CBの福岡将太がなかなかプレス耐性があった。
縦に蹴り出すところを、中に左足で運んで左足でパスを出せてた。 そこが広島のプレスに嵌まりきらなかった大きな要因だったと思う。 意外だった。 福岡は大したことないと見限られたと思っていたんだがな。 
福岡は左サイドより右サイドの方がいいかもな。 片野坂監督はいるメンバーは出来るだけ使う監督だな。 人情派なのかな。

前半は0-0かなと思い始めた前半36分、山見が右へ展開、齊藤が右サイドからクロスを送るが、大迫がパンチングしたのを黒川とDFがぶつかり、黒川の前にボールが転がる。 黒川はそのまま強烈なシュートをゴール右に突き刺した。 チャンスは偶然に生まれたものだったけど、決定力が感じられる見事なシュートだった。
さらに前半39分、カウンターから山見が右に出すと思いきや左にパスを出すと、齊藤がダイレクトでシュートを放つが左ポストを直撃、その跳ね返りを小野瀬が拾う。 小野瀬はクロスを上げず、中に切れ込むがシュートを打ち切れず、斜め後ろに戻したのを、石毛がシュートを放つが、DFに当たってこぼれたのを坂本一彩が拾って反転、GKを見てゴール右に押し込んだ。 これも運が良かったが、シュートはストライカーらしい落ち着いたいいシュートだった。
パトリックがいないので、クロスでは点が入らないと判断しての小野瀬のいいプレーだったな。 前半最初の方でも、クロスを上げずに切れ込んだ場面があった。 うまく行かなかったけど、小野瀬のいい判断だなと思った。
これで、望外の2-0のリードで、前半を終えた。

後半も広島が少し押していたが、ガンバも守りに入らず攻め返していたのが良かったな。
後半35分なんか、ゴール前でパスを受けた小野瀬がDFを2,3人かわして素早くシュートを放つが、GK大迫に弾き出された。 惜しかったな。
そして、何とか2-0で逃げ切った。 ゼロで抑えたのが良かった。 被決定機は少なかったけど、東口がいるとそう簡単には点を取られないからな。 ゼロで抑える基調が出来るのは大きい。
負けると、降格圏内どっぷりに嵌まっていたから、そこに嵌まらなかったのは良かった。

石毛が最近好調みたいだし、福岡もそこそこやれたし、坂本一彩が点を取ったし、このメンバーで何とかするとは、さすがだな、片野坂監督は。
ビルドアップで少し進歩が見られたし、2-0でもアグレッシブに戦えてたのが良かったな。
最後、ダワンがミスパスして相手に渡したのを、すぐさま倉田が反応して相手の足をひっかけてイエローカードで大ピンチを防いだのも印象的だったな。 冷静そのものの顔で対応し、またダワンに声掛けしてたのもさすがのキャプテンシーだった。

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