J1も第2Qが終了。 成績を分析する。

 J1も、前半戦が終了。 例年通り偏差値で成績を分析してみた。


J1順位分析表(クリック拡大)

引分数は例年全体の1/4ぐらいなのだが、今年は1/3ぐらいと異常に多い。
これが、混戦を招いている。


順位と勝点。

上位も下位もまだまだ僅差という感じである。


得失点の偏差値の2乗平均と順位の関係

得失点の偏差値の2乗平均を見ると、横浜FMが抜けている。 横浜が優勝候補筆頭だな。
2~7位と10位のレッズは、得失点の偏差値の2乗平均は僅差。 同レベルの実力と言える。
横浜FMを除く上位争いは最後まで縺れそう。


得点と失点それぞれの偏差値と順位の関係

横浜の得点力が突出している。 シーズン3分の1くらいまでは多かった失点が随分少なくなった。
抜け出しそうだな。
2位の鹿島は得点力は高いけど、失点がリーグ平均レベル。 上田綺世のベルギー移籍も決まったみたいだし、鹿島は失速しそうだな。
3位の川崎は得点力はいいけど、突出したものではなく、上位争いはするだろうけど、苦しそうだな。
4~7位のサンフレッチェ広島・柏レイソル・サガン鳥栖・セレッソ大阪は、平均より上で攻守にバランスが取れていて、似たようなレベル。
優勝争いを含む上位争いはここまでかな。

札幌は失点が多すぎてダメだな。
浦和と福岡の守備力が突出している。 浦和は潜在的には攻撃力があるので、不在のFWさえ補えれば上がってくるだろう。

磐田・清水・神戸は失点が多いのが苦しい所。
ただ、まだまだ勝ち点差は僅差だから、混戦が続くだろうな。

暑い夏が来て、運動量で勝っていたチームは失速する可能性があるからねえ。


得点と失点それぞれの偏差値と勝ち点の偏差値の関係

勝ち点と得点の相関は係数0.73と高いが、勝ち点と失点の相関は係数0.17と滅茶苦茶低い。
失点が少なくても、それが勝点に結びついていないという結果になっている。
ここまで、無相関というのは珍しいね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする