J1第3節、ガンバ大阪はアウェーでヴィッセル神戸と対戦した。
出場メンバー。
4-1-2-3同士の戦い。
神戸は、IHに守備的ボランチの2人、山口蛍と斎藤未月を起用してきた。 前からプレスをかけますよという布陣。 大迫と武藤も前からプレスをかけられるから、嫌な感じ。
前半3分、ガンバがパスカットして目の前に跳ね返ったボールを酒井が、PA右にスルーパス、山口蛍が折り返したのを、大迫が当たり損ねのキックで、ゴールイン。 勢いよく試合に入ってきた流れのままに、先制点を取られた。
前半6分、ファンアラーノからのパスを受けた宇佐美が、PA中央手前でミドルシュートを放つが、惜しくもクロスバーに弾かれて、ゴールならず。 ちょっときつめのパスで、トラップがベストでなかった。
これから、ガンバも攻めるが決定機までは作れず。
前半は、0-1で終了。
後半早々の2分、汰木が強烈なシュートを谷が前に弾いて、それを拾った酒井が山見を交わしてシュートを放つと、前に立っていた黒川の右足に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。 黒川が体を開いたため、ボールが後ろに飛んだ。 しっかり前を向いていたら、跳ね返せたのにな。 根性なしのプレーだった。
山見も簡単に交わされ、守備が全然だな。
これで、苦しくなった。 取られた時間帯が悪すぎる。
さらに後半21分、CKからゴール前中央で、フリーになった武藤が強烈なヘディングシュートを決めた。
万事休す。 マークを外された黒川の責任だな。 しかし、黒川に武藤をマークさせるなんて、おかしくないか？
さらに、酒井にドリブルでゴール右前まで侵入され、谷の右上を豪快に決められた。
あれは、江川が寄せないとダメだろう。 いくら何でも。 クロスが来ると決めつけたあのプレーはダメだね。 プレーの優先順位の初歩がわかってない。
まったく、ダメダメな試合だったね。
ガンバが後ろから繋いでくるから、それを前からプレスに嵌めようとする神戸の戦術に完全に嵌まった感じだな。 まだまだプレスを剥がせる技術がない。 今日に関しては、前にロングボールを蹴り出して良かったと思うけどね。 ジェバリはポストプレーが出来てたから。 三浦・江川・高尾じゃ、躱せないだろ。
江川は期待外れだったな。 パスが持ち味だと思ってたけど、特に前半１本くらいしか、長目のパスを出さなかったね。 カットされたけど、いい感じだったのに。 自分の持ち味を出そうとしなかった。 あれじゃ、ダメだな。 加地サンポを見て、結構図太い性格なのかと思ってたんだけど。 あれなら、福岡の方が良さそうだ。
まあ、まだ１試合じゃ、わからんけど。 大いに反省して、チャレンジして欲しいな。 守備も良くなかったから、う～んという感じなんだけど。
山本悠樹のIHは全然ダメだね。 前目のプレスの厳しい所にいたら、パス精度ががくんと落ちた。 驚いたね、こんなに技術が低かったのかと。 肝心のパス精度が落ちたら、使えない。 ドリブルはないし、スピードもないし、守備力も低いし、フィジカルもない。 パスが突出してなければ、全然使えないよ。 なんで、フィジカルを鍛えてないのか。 久保建英でさえ、あんな小さな体で鍛えて、プレスに耐えれるフィジカルになってきているのに。 別にキレで勝負するタイプじゃないんだから、フィジカルを鍛えた方がいいに決まってるだろ。
ダブルボランチじゃなければ、当分山本悠樹の出番はないね。
右IHは、ファンアラーノの方がいい。 右WGは、もう一度杉山 直宏を試すか、山見を右に回して、左WGが食野でいいだろう。 まあ、監督は色んな選手を色んなポジションで試して、適性を見ようとしているんだろうけど、こんな大敗を喰らったら、そんな余裕はなくなって来るぞ。 適正は練習で見極めて欲しいね、それかルヴァンで。