ガンバ大阪、FC東京を粉砕する。 G大阪3-0FC東京。

 J1リーグ第3節、ガンバ大阪はホームでFC東京と対戦した。
ガンバ大阪は、前節と同じ3バックで同じ先発メンバー。
ガンバは、前から厳しいプレスをかけて、リズムを掴む。
前半23分、遠藤がロングフィード。
飛び出したキレキレなアデミウソンがDF丸山祐市のマークをはがしてカットインし、角度のない所からシュート、右ポストに当たってゴール、先制した。
その後、膠着状態になる。
前半35分、足首を痛めたMF河野広貴がMF中島翔哉に交替する。
相変わらず、中島は途中出場。 攻撃で一番の選手なのに。 馬鹿な監督だ。
前半は1-0で終了。

 後半7分、藤春のクロスのこぼれを倉田秋が強烈なシュート、ポストの跳ね返りが丸山に当たって、オウンゴール。
2-0となった。
今日のガンバは、堅守だ。 
これで勝ちと思ったんだが、PA内で今野が室屋を倒したとして、PK。
絶体絶命のピンチ。
しかし、大久保のPKを東口がストップ、こぼれ球にもファインセーブをかます。

後半40分にもカウンターで、相手のオウンゴールを誘発し、3-0。
そして、大久保のヘディングシュート、中島のミドルをGK東口が弾き出す、神セーブを連発。
3-0でガンバが開幕2連勝のFC東京を粉砕した。
「粉砕」という言葉が当たっていると思うよ。 それぐらいの試合だった。
 ハリルホジッチ監督の御前もあってか、そんなの関係ないか、とにかく皆気合が入っていた。
こんな、ガンバの厳しい守備を見たことがない。
ガンバ史上最高の守備をしたんじゃないかな。
とにかく、全員のプレスが素晴らしかった。
ボールを取るのではなく、足だけでなく、体ごと当てにいっていた。 
相手に自由にさせないためにも、必要なプレーなのだ。
今までのガンバはやってこなかったプレー。
凄く不満だったのだが、なぜ、急に出来るようになったんだ。 謎だ。 余程気合が入っていたのか。 気合で自然に出来たのか?

 こんなプレーが出来たら、ガンバは強いよ。
技術はあるんだから、それに厳しい守備が加わったら、鬼に金棒。
3-0になっても、後ろでパスを回して、終わらせるんじゃなくて、前からプレスをかけ続けていた。
良く最後まで体力がもったもんだ。

 ファビオが効いているし、三浦もいい。
CBは揃っているから、前の補強が必要と思っていたんだけど、この二人はガンバの守備をワンランクアップさせたよ。
堅守のチームというか、高度なバランスが取れている。
遠藤はタクトを揮うのに専念し、前に出るのが、今野になった。
今日の今野の攻めはイマイチだったけど、守備はいいからね。
井手口が戻ってきたら、また変えるんだろうけど。
FC東京相手に3バックはどうかと思ったんだけど、3バックを物にした感があるね。
システムの自由度がかなりアップしたと思う。
これなら、変幻自在の戦いができそうだ。
今年は苦しいと思ってたんだけど、期待が俄然増してきた。
3番手のFC東京を粉砕、これで、鹿島・浦和と互角だな。
長いシーズンもつかどうかは疑問だけど。
多分調子のよい選手を使い続け、疲れてきたら、また別の選手を使い続けるというような方針なのかもしれない。
それもいいのかも知れない。
やってみないことには、わからない。
それが、長谷川監督の出した答えなんだろう。
あと、初瀬・堂安・高木の若手3人を育てるという意思も感じる。
いい監督だよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする