本田圭佑と吉田麻也が批判するなと言う。

 ロシアワールドカップが日本の活躍で盛り上がって来て、色々なニュースが流れてくる。

GK川島が1,2戦目のミスでバッシングを受けた。

それに対して、まず本田圭佑がtwitterで発言、
「僕はね、割とたたかれるの、ホントに感謝している部分があるんで、楽しんでいる部分もあるんですけど。そうじゃない人もたくさんいるから、それはちゃんとみんなが守ってあげないといけないと思っている。メディアの皆さんもね、そこの上げ下げを楽しむのは、僕だけにしておいてほしいな、というふうに思いますね」

続いて、吉田麻也もTwitterで発言、
「ミスした者をこれでもかと叩きのめす悪しき風潮が蔓延しているこの国で、子どもらに本当に見てほしいのはチームスポーツで仲間が苦しんでいる時いかに助け合えるか、そして1人の選手が批判や重圧から逃げずに立ち向かう姿勢。そこに何故、日本人で唯一欧州でGKとしてプレー出来ているかが隠されている」

これは、意外だった。
欧州でプレーしている選手は、日本人の優しいバッシングなんて比じゃない理不尽なバッシングを普段から受けているだろうに。
それなのに批判するなと文句を言っている。

ミスをしたら、批判されるのは、しょうがないだろう。
プロなんだから。
批判は、期待の裏返し。
川島を代えろと書くけど、出場してきたら、何とか以前の川島に戻ってくれと応援しているよ。
それに川島が凄いのは、百も承知。
ハリルホジッチに第3GKをやってくれと頼まれて、それに取り組み、そのドン底から復活してきたのも知っている。
だからと言って、今現在調子の悪い選手を代えろというのは、当たり前だ。
それを、批判してくれるのなと言うのは、甘えてるんじゃないかな。
応援するから、批判があるので、興味がなければ、誰も批判しないよ。

勿論、非難するのが目的で、批判する輩はいる。
例えば、酷評するためだけに記事を書いている杉山茂樹みたいな輩。
こういうのは、どうしようもない。
無視するに限る。 自分は記事を読まないようにしている。

本田は、なんか自分は批判してもいいけど、他の仲間は批判しないでくれ、と一見かっこいいこと書いてるけど、

日本大学アメリカンフットボール部の選手による悪質タックル問題について、
「監督も悪いし、選手も悪い。傷つけられた選手は生死に繋がるような怪我でなくて何より」と述べたうえで、「ただ毎日寄ってたかって責め続けるようなことでもないでしょう? あのタックルは罪だし究明もすればいい。ただこのニュースにいつまでも過剰に責め続ける人の神経が理解できないし、その人の方が罪は重い」と、過剰に反応する社会に対して問題を提起した。

と、日大監督の内田正人を間接的に擁護するのを見てから、本田の言うことは信用していない(これについては、以前にも書いた)。

世間からの批判の後押しにより、
調査委員会が設けられ、日大監督の内田正人については、
悪質タックルは同部の内田正人前監督と井上奨前コーチの指示によるものだと認定したことが分かった。
一部の日大関係者が選手に対し、監督やコーチからの指示はなかったことにしようと「不当な介入」を行ったとも認定した。内田前監督と井上前コーチについては、「不自然な弁解を繰り返し、自らの責任を免れ選手に責任を押しつけようとしている。その姿勢も、極めて悪質である」
とリポートされるに至ったからね。
内田正人は、名前は正しい人だが、全く正しくない人だった。

 もっとも、吉田麻也や本田圭佑が言いたいことを言うのは、自由だし、いいこと。
非難するのが目的で、批判する輩に思いが届くといいね、とは思うけど、無理だろうな。

自分もWCに盛り上がってきて、色々言いたくなってしまっているよ。

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