ガンバ、片野坂監督の方が1枚上手だった。 G大阪1-2大分。

 J1第31節、ガンバ大阪はアウェーで大分トリニータと対戦した。


出場メンバー。
前節と同じメンバー。

ガンバは、最初から積極的に前からプレスをかけ、ボールを支配、押す。
そして、前半11分、遠藤・矢島・アデミウソンと繋ぎ、アデミウソンがドリブルで運んで、宇佐美にパスを送ると、ワンタッチでペナルティエリア左に進入して、鋭い左足のシュートを打つと、GKのニアを見事に抜いた。
精度の高いシュートだった。 宇佐美の本領発揮だな。
その後も、アデに何度かチャンスがあったが、逃す。
大分もカウンターで対抗、前半39分、ガンバがファウルで、動きを止めたところを、大分に素早くリスタートされ、オナイウが右サイドに駆け上がった岩田にパス、岩田がダイレクトでクロスを入れ、ニアサイドに走り込んだ三平が合わせて、東口の股間を抜かれた。 1-1の同点に追いつかれた。
直後の前半42分、右サイドに流れた宇佐美が、精度の高いクロスを送ると、フリーになったアデミウソンがヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール右のポストにはじかれる。
アデはヘディングシュートが最近とみに巧くなっているのだが、惜しかった。
前半は、1-1のまま終了。

後半、ガンバがうまくボールを繋げず、大分の方が繋げるようになる。
そして、鋭いカウンターでピンチを迎えるようになった。
小塚が何度も決定的チャンスでシュート精度を欠いてくれて助かっていた。
しかし、後半19分、右CKを、オナイウが競り勝ってヘディングで左に落とすと、フリーになっていた岩田の下へ、ワントラップして冷静にゴールに押し込んだ。
この後も、大分の方が良かったかな。
そして、このまま大分に押し切られた。

前半の流れはガンバが良かったのだが、後半大分がうまくガンバの攻撃を抑えて、岩田の攻撃参加を増やして、流れを掴んだ感じだった。
片野坂監督の指示が良かったんだろう。
CFの藤本を引き抜かれながら、このメンバーで中位を確保しているのは、監督の手腕だな。
このゲームもそういう印象を受けた。

小野瀬と田中達也のマッチアップが面白かった。
小野瀬がほとんど勝っていたね。 スピードは田中が上と思っていたけど、一瞬のスピードでも小野瀬が上回っていた。 体を前に入れてボールを奪ったプレーがあったね。 小野瀬の方が気合を見せていたよ。 レギュラーを取れなかった田中の方が気合を見せてくると思ったのに、逆だったな。 謎。
スサエタが途中から出て来たけど、今までも何回か見たけど、さほど巧くないな。 それが結論。
惜しまず動くけど、技術はさほど高くない。 ガンバの日本人選手の方が巧いくらいだ。
エイバルのレジェンドということだけど、期待外れだな。 
アデミウソンは、いいんだけど、いいだけに期待値が高くなって、ゴールを取らないと不満に思ってしまう。
スピードやキレがあるだけに、そこにプレー精度が付いていけず、不安定なのかな。
そこの所がコントロール出来れば、凄い選手になると思うのだが。
25歳かあ。 そろそろ大ブレイクしてくれないかな。

オナイウ 阿道は、いいね。 ポストプレーが巧くなった。
岩田もいいね。 二人とも準代表という感じ。 そこから抜け出せるかな。

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