ガンバ、一森に救われる。 G大阪0-0札幌。

 J1第11節、ガンバ大阪はホームでコンサドーレ札幌と対戦した。


出場メンバー。

黒川の右SBには驚いたね。
FWに中村 仁郎を先発させるし。
前節の坂本一彩といい、テストが好きな監督だな。 レヴィー・クルピ監督もいつまで経ってもテストしていた。 正直、練習である程度見極めろよ、と思うんだけどねえ。
まあ、監督どうこうではなくて、使える選手がいないということかも知れないけど。

前半、お互いにまあまあ攻めていて、互角だったかな。
前半45分、札幌の右CKで、クロスが来ると、ゴール前で宮澤がKギョンウォンに倒され、PK。 Gシャビエルがワンフェイク入れてから右隅に蹴って来たのを、冷静に動かず見てから、飛んで抑えた。 見事なセーブだったね。
それにしても、あれをPKに取るかね? あれぐらいセットプレーのゴール前では日常茶飯事だろう。

このまま、0-0で前半終了。

後半、黒川から柳澤へ、Lペレイラから山見に代えてきた。
まあ、黒川の交代は当然だな。 左足しか使えないのに。 この前、右足でゴールを決めたとは言え、そう簡単には、両足で蹴れない。 高尾も柳澤もイマイチなので、誰か代わりを見つけたいのはやまやまで、そこは痛いほどわかるんだけどね。

しかし、事態は好転しなかった。
何度かピンチがあった後、後半21分、福田がパトリックへ横パス、それをパトがワントラップで大きく前に出して、裏へ抜け出すのに成功、GKと1対1になりかけるが、戻った菅にスライディングでブロックされてしまう。 しょうがない。
さらに後半30分、小野瀬が巧く左奥に侵入して狙いすましてクロスを上げるが、PA中央に走り込んだ柳澤がダイレクトでシュートを放つが枠の外へ飛んでいった。
ここからピンチの連続、後半36分、荒野が強烈なグラウンダーのシュートを放つが、一森が弾き出す。
後半40分、ハイボールをKギョンウォンが後ろに逸らしたのを、青木がかっさらい1対1でシュートを放つが一森が防ぐ。
後半47分、柳澤が右サイドからクロス、パトの上をわずかに超えたのをWシウバが走り込んで何とかトラップして、シュートを放つが、菅野にはじかれた。 もうちょいだった。 まあ、コースはなかったけど。
そして、このまま、0-0で試合終了。

一森が救った試合だった。 当たりに当たってたね。
東口ばりだった。 もし、このプレーを続けられるなら、J1有数のGkだね。 足元がかなり巧いだけに。 東口と一緒に練習している内に巧くなってるのかね? 石川もセーブはかなり巧かったし。 それに、ボールを保持したら、早く攻撃に移ろうとキックしたりスローしたりで、気合が入っていた。 実に良かったね。

それに対して、攻撃陣がダメダメだねえ。 まともにやれてるのが、小野瀬ぐらい。
中村仁郎にしても山見にしても、軽すぎるんだよねえ。 テクニックで交わそうとしても、体を当てられて、ボールを奪われてしまう。 恐れていたことが起こっている。
特に山見がそれで何回ボールロストしたか。 よっぽど、キレやスピードがないと、通用しないな。

Kギョンウォンのプレーがおとなしいな。 前半良かったんだが、PKを取られるし、後半ボールを後ろに逸らして青木にかっさらわれるしで、どうなんだろう?
ギョンウォンもヨンゴォンみたいに巧い系なのかね? そんな顔してないのにな。
昌子を外すか? 森保監督が見に来てたから、チャンスを逃したな。 可哀そうに。
昌子を外すくらいだから、3バックはイマイチ機能しないという判断なのかな?
それなら、CBが多すぎるんだが。

それにしても、閉塞感が漂よって来てるな。 前節、痛烈にそれを感じたんだが。
また、降格争いするかもな。

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