旗尾岳・府庁山     2012/04/07

 泉南にある旗尾岳・府庁山に登った。かなり久しぶりの山登りで、例年通り低山でスタートする。松原ICで降りて、50分ほどで、千早口駅に到着。駅の東の南河内グリーンロードの路肩に車を停める。千早口駅から南海電車に乗って、天見駅で降りる。線路を渡り、民家を抜け、林道みたいな道を登っていく。左手の小さな橋を渡って、ぐんぐん登っていく。尾根に出て、しばらくすると、一個目の鉄塔に出た。西に岩湧山のてっぺんが顔をのぞかせている。今回の周遊コースは、鉄塔からの眺めがメインと言っていい。尾根からの展望はあまりないが、計5個ある鉄塔からの眺めは、低山なのになかなかいい。少し登ると、旗尾岳頂上に着いた。林の中で、眺めはない。尾根をしばらく歩くと、二個目の鉄塔。さらに歩いて、三個目の鉄塔に到着。眼の前を送電線が飛び交っている。田山の鉄塔のあたりは、木が伐採されていて、眼に付く。ここで、昼飯を食べる。寒いな、と思ってセーターを着ていると、小雪が降ってきた。しばらくして、止んだが。しばらく歩くと、今回のメインポイントに出た。左手はヒノキの林だが、右手が谷で、しかも木がないので見晴らしが実に気持ち良い。また、2本だけ生えている木がアクセントになっていて、風情がある。奈良の高見山でも実に似た風景をあったのを、思い出した。昔市のあった古道である。やがて、府庁山に到着。三叉路の左手を進む。アップダウンを繰り返し、4個目の鉄塔を通り過ぎて、最後の田山の鉄塔に到着した。ここの眺めが素晴らしかった。旗尾岳山頂から、今日歩いてきた尾根の山並みが眼の前に広がっている。この一望感と歩いてきて抱く愛着が混ざって感動するものがある。それにしても、これだけ離れている所を2時間半くらいで歩いてきたのかと思うと、ほんと不思議である。実に遠い気がするのだが。いくら山に登っても、この感覚に慣れることができない。距離感がつかめないなあ。スケールは圧倒的にでかくて比較するのもなんだが、八ヶ岳で硫黄岳から眺めたパノラマを思い出した。低山といっても、見どころはあるものだなあ。しばらく、風景を楽しんだ後、田山を通り過ぎて、一気に下っていく。うんざりしたところで、クヌギ峠に到着。ここからは、緩やかな下りで、やがて車道に出る。この車道を下っていくと、車を停めている所に着いた。

(コースタイム)
天見駅11:10 → 11:50旗尾岳12:00 → 13:00鉄塔13:30 → 13:45府庁山13:50 →14:50田山の鉄塔15:00 → クヌギ峠15:25 → 千早口駅16:00

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      旗尾岳頂上          ヒノキ林

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     鉄塔から小雪降る     府庁山手前の道

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    府庁山手前の道        府庁山手前の道

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       府庁山頂上        田山の鉄塔から旗尾岳

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   田山の鉄塔から旗尾岳    田山の鉄塔から南

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   田山の鉄塔から富田林    道路脇の梅

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