なでしこジャパン、韓国に1-2で負ける。

 東アジアカップの第2戦の韓国戦、1-2で負けた。
メンバーは、第1戦から9人が入れ替わった。
前半は、草サッカーを見せられたよ。
日韓両方とも下手糞で、見てられなかった。
特に酷かったのは、センターバックの村松と田中明日菜。
この二人は、5~6本、ゴール前でパスミスとパスカットをされて、決定的なピンチを招いていた。
相手も下手糞だったから、点を取られなかったけど、普通2~3点は軽く点を取られてたよ。

 それでも、前半中島のミドルシュートが相手DFに当たって、コースが変わってゴールに入るラッキーゴール。
前半は、1-0でリード。
レベルの低い試合で、どうとでもなる試合展開。

 後半10分、またもや病気が出た。
後ろからのMFへの縦パスを韓国にパスカットされ、そのままドリブルで持ち込まれてミドルシュートを決められ同点とされた。
それほど鋭くもない相手のドリブルにずるずると下がったセンターバックの対応は、お粗末の極み。
パスカットされたのは、薊だけどね。 前半のパスカットに比べればマシだったけど。
どうでもいい試合内容。
ところが、後半17分に川村をボランチに投入、試合の中身が一変する。
でかい図体と余裕のあるプレーぶりで、存在感が半端ない。
ボールを的確に散らして、チームのボール回しにリズムを与える。
そして、横パスを出すと見せかけて、時々縦にパスを入れる。
それが、フリーの状態を作り出して、決定的となる状態の手前の状態を作り出す。
そして、時々思い切って前にフリーランニングをしていた。
しかし、悲しいかな、誰もパスを出さない。
見えてないのか、思い切りがないのか。

 川村という選手は、元々センターバックの選手。
一時期、熊谷と屈強なセンターバックコンビを組んでいた。
熊谷に負けないようにと必死なプレーぶりが印象的だった。
成長していたが、ワールドカップは熊谷と岩清水の牙城を崩すことができなかった。
ボランチで少し出たが、ボランチで出るには、ボールを扱う技術が少し足りなかった。
レギュラーに出るには、あと一歩の選手だったが、このチームでの存在感は凄い。
技術的にもNo.1じゃないかな。
ということは、他の選手のレベルが低すぎ。
守備の選手に技術で負けてる攻撃の選手なんて、話にならん。

 一番、がっかりさせられたのは、MFの猶本だ。
いいパスが一度も見られなかった。
思い切った縦パスもスルーパスもなかった。
たいして守備もうまくないボランチの選手が、攻撃的センスを示せなくて、どうする。
ボールを取られても、取り返そうとしないし。
失格だな。

 試合後、川村はキャプテンなので、インタビューに答えていた。
悔しさを抑えながら、冷静に答えていた。
時々、答えにつまって、「う~ん、なんだろう」、と考えながら、気持ちの入った受け答えをしていた。
ちょっと悔し涙を堪えている感があったね。
実にいい選手。

あと、慣れないサイドバックをやってる京川も良かった。

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コメント

  1. retire2k より:

    だらだら観てただけなのですが
    京川はSBだともったいなかったですね
    クラブではMFだし、技術あるから前でキープできそうなのに

    • 月灯り 探歩 より:

      佐々木監督は、色んな事を考えてるので、京川の守備がイマイチと判断して、わざとサイドバックに落として、守備を鍛えてるのかもしれません。それか、将来の布陣を見据えて、ユーティリティ性を持たそうとしているのか。奥深い監督なので、何を考えているのかわらないけど、多分正しいのでしょう。